経済産業省×デジタルトランスフォーメーション(DX)

こんにちは、けんちゃんファンドです!

ブログでは投資にまつわる有益な情報を発信していますので、今後とも宜しくお願い致します。

今回は経済産業省がすすめるデジタルトランスフォーメーション(DX)についての内容です。

毎年、経済産業省は東京証券取引所と共同で「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」を選定しています。

2021年は、「DX銘柄2021」選定企業28社と「DX注目企業」20社を発表しています。

デジタル技術を前提としたビジネスモデルそのものの変革及び経営の変革に果敢にチャレンジし続けている企業として選ばれ、デジタル技術を最大限に活用した活躍が期待されています。

加えて、2021年はコロナ感染症を踏まえた対応に関して、デジタル技術を利活用し、優れた取組を実施した企業を「デジタル×コロナ対策企業」として11社選定しています。

経済産業省がすすめるデジタルトランスフォーメーション(DX)に、どのような企業が選ばれているか確認していきましょう。

デジタルトランスフォーメーションとは

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という仮説である。

2004年にスウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマンが提唱したとされています。

「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」というIT化といった意味合いで用いられています。

選定企業一覧

デジタルトランスフォーメーション(DX)企業に選ばれるには、3つの選定基準をクリアする必要があります。

3つの選定基準
  1. アンケート調査回答・ROEのスコアが一定基準以上であること
  2. 評価委員会において、取組について高い評価を得たこと
  3. 重大な法令違反等がないこと

選ばれた企業をご紹介していきますのでご覧下さい。

DXグランプリ2021(2社)

DX銘柄2021選定企業28社の内、特に優れた取組を行った企業として2社を選定

NOコード企業業種
12980SREホールディングス不動産業
26501日立製作所電気機器

DX銘柄2021 (26社)

デジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく「DX」に取り組む企業を、DX銘柄として26社選定

NOコード企業業種
11803清水建設建設業
22502アサヒグループHD食料品
33382セブン&アイ・HD小売業
43407旭化成化学
53491GA technologies不動産業
64519中外製薬医薬品
75019出光興産石油・石炭製品
85108ブリヂストンゴム製品
95411JFEホールディングス鉄鋼
106301小松製作所機械
116701日本電気(NEC)電気機器
127272ヤマハ発動機輸送用機器
137732トプコン精密機器
147911凸版印刷その他製品
158174日本瓦斯小売業
168308りそなHD銀行業
178439東京センチュリーその他金融業
188616東海東京FHD証券、商品先物取引業
198725MS&ADインシュアランスGHD保険業
209020東日本旅客鉄道陸運業
219101日本郵船海運業
229143SGホールディングス陸運業
239201日本航空空運業
249434ソフトバンク情報・通信業
259783ベネッセHDサービス業
269830トラスコ中山卸売業

DX注目企業2021(20社)

「DX銘柄」に選定されていない企業の中から、特に企業価値貢献部分において、注目されるべき取組を実施している企業について、DX注目企業として20社選定

NOコード企業業種
12497ユナイテッドサービス業
22897日清食品HD食料品
33134Hamee小売業
43591ワコールHD繊維製品
54506大日本住友製薬医薬品
65201AGCガラス・土石製品
76702富士通電気機器
87011三菱重工業機械
97326SBIインシュアランスG保険業
108031三井物産卸売業
118053住友商事卸売業
128113ユニ・チャーム化学
138316三井住友FG銀行業
148566リコーリースその他金融業
158601大和証券グループ本社証券、商品先物取引業
168630SOMPOホールディングス保険業
178802三菱地所不動産業
189202ANAホールディングス空運業
199432日本電信電話(NTT)情報・通信業
209532大阪瓦斯電気・ガス業

コロナ対応部門(11社)

DX銘柄2021に応募があった企業の中から、コロナ感染症を踏まえた対応に関して、優れた取組を実施した企業を 「デジタル×コロナ対策企業」 として11社選定

NOコード企業業種
12587サントリー食品インターナショナル食料品
22678アスクル小売業
33289東急不動産HD不動産業
43853アステリア情報・通信業
54902コニカミノルタ電気機器
64911資生堂化学
76701日本電気(NEC)電気機器
88601大和証券G本社証券、商品先物取引業
98766東京海上HD保険業
108801三井不動産不動産業
119064ヤマトHD陸運業

経済産業省からデジタルトランスフォーメーション(DX)企業として評価されている理由

投資対象企業

経済産業省がみとめた「デジタルトランスフォーメーション(DX)」企業が、投資対象としてふさわしいか調べていきます。

ザイマニを使って

「 安全性・成長性・収益性・割安性・効率性」

に問題がないか確認します。

ザイマニとはS・A・B・C・Dランクで企業を定量的に評価できるツールです。

株を購入する前には必ずザイマニを見るようになりました。

▼ザイマニとは?ブログでご紹介していますので、ご覧ください。

投資ツール「ザイマニ」最強株の見つけ方 こんにちは、けんちゃんファンドです! まざまな企業データやサイト・ブログ・YouTubeなどを見て、投資する企業を探して...

ザイマニ企業分析

金融・保険業はザイマニで分析できませんでした

黄色:ザイマニ70ポイント以上の企業

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ザイマニ70ポイント以上

ザイマニで70ポイント以上の企業をまとめました。

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繰り返しになりますが、ザイマニでは

「 安全性・成長性・収益性・割安性・効率性」

を定量的に評価しています。

なので、ポイントが高い企業は比較的安全だと考えています。

次に将来性を含めて割高・割安を評価してみます。

グロースPSRで割高・割安評価

12社を将来性を含めて割高か割安かグロースPSRという考え方で評価します。

グロースPSRとは?ブログでご紹介しています。

「日本一カンタンな日米10倍株をつかむ本」を読んで10倍株を探そう こんにちは、けんちゃんファンドです! ブログでは投資にまつわる有益な情報を発信していますので、今後とも宜しくお願い致しま...

グロースPSRで12銘柄を分析

グロースPSRで12銘柄を分析してみます。

数字が低いほど割安と評価しています。

グロースPSR判定

グロースPSRを以下の内容で評価

  • 3倍未満:超お得
  • 5倍未満:お値打ち
  • 7倍未満:割高でない
  • 10~15倍:ほぼ割高
  • 20~25倍:割高
  • 25~30倍:過熱
  • 30倍超:熱狂

2022年04月27日(水)終値参照

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黄色:グロースPSR3倍未満の企業

グロースPSR3倍未満

グロースPSRが3倍未満の10社を投資対象として残します。

  1. 7272ヤマハ発動機
  2. 9143SGグループホールディングス
  3. 9434ソフトバンク
  4. 3134Hamee
  5. 4506大日本住友製薬
  6. 5201AGC
  7. 8031三井物産
  8. 2678アスクル
  9. 3289東急不動産HD
  10. 9064ヤマトHD

クリプタクトのサービス「アイデアブック」に10社を登録し、今後の株価の動向を確認していきます。

アイデアブックに登録すると今後の投資パフォーマンスをご覧いただけます。

アイデアブックとは

「アイデアブック」は投資にまつわる投稿や交流ができる、投資に特化したSNSです。

投資家はさまざまな資産(株・仮想通貨・為替)の売買を、アイデアとして投稿することができ、実際の価格で評価されるので、お金をかけずに無料で投資疑似体験ができます。

アイデアブックについてブログで詳しく解説しています。

アイデアブックとは?メリット・使い方・登録方法など こんにちは、けんけんちゃんファンドです! けんちゃんファンド この記事は以下の人におすすめ! 他の投資家の株の購入...

まとめ

今回は経済産業省が認めた、デジタルトランスフォーメーション企業について勉強してきました。

今後はデジタル化が遅れる企業は淘汰される可能性があります。

デジタル化の流れは加速していきますので、時代の流れにのって成長していく企業を見極め、投資をしていきたいですね。

最後に面白いサイトをみつけたのでご紹介しておきます。

金融庁が運営しているサイトです。

金融庁が出した老後2000万円問題が話題になっていたと思いますが、老後までに2000万円をたくわえようと思った場合、毎月いくらいくらい投資に回せばよいと思いますか?

ぱっとイメージがつかないと思いますので、シミュレーションをしてみました。

意外と厳しい結果だと思います。

世の中そんなに甘くありませんね。

想定利回り(年率)5%でシミュレーションをしても良いと思いますが、何かあった時のことを考えて想定利回り(年率)3%で計算してみました。

資産運用シミュレーション(金融庁)

毎月34,321円を積み立て想定利回り(年率)3%で30年運用して、やっと2,000万円に到達します。

意外と厳しい印象ではないでしょうか。

現在40歳の方だと、60歳まで20年あります。

毎月いくら積立投資を行えば老後2000万円問題を解決できるか計算してみます。

毎月積立金額60,920円を想定利回り(年率)3%20年運用すると、2000万円に到達します。

毎月6万円とは、世のなか甘くありませんね。

いくら積立てればよいか気になったあたなは

「資産シミュレーション」でご確認下さい。

グラフを見てわかる通り、資産形成は早ければ早いほど有利です。

運用期間の経過とともに運用益が右肩上がりに上昇してるからです。

投資をはじめる時期は、いつからが良いかと聞かれたら、今すぐですと答えます。

なぜかというと福利の効果をいかせるからです。

資産運用をコツコツ続けて老後2000万円問題をクリアしていきましょう。

今回ご紹介した10銘柄を資産運用先として検討するのも良いかもしれません。

2022年04月28日(木)時点の株価をご覧ください。

NO選定コード企業株価
1DX銘柄7272ヤマハ発動機2,690
2DX銘柄9143SGホールディングス2,293
3DX銘柄9434ソフトバンク1,515
4DX注目企業3134Hamee1,109
5DX注目企業4506大日本住友製薬1,157
6DX注目企業5201AGC4,890
7DX注目企業8031三井物産3,150
8コロナ対応部門2678アスクル1,592
9コロナ対応部門3289東急不動産HD677
10コロナ対応部門9064ヤマトHD2,445
   合計21,518

けんちゃんファンド

ブログの内容は、個別銘柄を推奨するものではありません。投資の際は慎重に自己責任でお願い致します。最後までご覧いただきましてありがとうございました。