こんにちは、けんちゃんファンドです!
今回は世界的にクリーンエネルギーへの投資が加速している記事をみたので、世界の流れに合わせてクリーンエネルギー関連の優良企業をおさえておきます。
記事の概要は以下の通りです。
再生可能エネルギーなどクリーンエネルギー投資の拡大基調が続いている。
— けんちゃんファンド (@kenchanfan_com) May 25, 2023
┃POINT
IEAが25日公表した2023年の見通しでは、クリーンエネ投資は世界全体で前年比7.7%増の約240兆円を見込む
┃再生可能エネルギー関連銘柄
ウエストHD(1407)
グリムス(3150)
イーレックス(9517)
レノバ(9519) pic.twitter.com/kGN9BlBUuP
約240兆円もの資金がクリーンエネルギーへの投資に向かっています。
2024年以降もクリーンエネルギーへの関心が高まり、関連企業の株価が伸びてくることが予想されますので、今のうちにおさえておきましょう。
それではどうぞ!
クリーンエネルギー関連銘柄
クリーンエネルギーとは
クリーンエネルギー(Clean Energy)は、環境に対して少ないまたはほとんど影響を与えない形でエネルギーを生み出す、持続可能で環境に優しいエネルギーの形態を指します。
クリーンエネルギーの主な3つの特徴をあげます。
- 再生可能エネルギー:クリーンエネルギーは、風力、太陽光、水力、地熱などの再生可能な資源から生み出されます。これらの資源は天然の再生力を持ち、持続的に利用できるため、エネルギー供給の安定性と環境への負荷の低減に貢献します。
- 低炭素排出:クリーンエネルギーの生産や利用において、二酸化炭素(CO2)や他の温室効果ガスの排出量が非常に少ないか、ゼロであることが求められます。これにより、気候変動や大気汚染の問題を緩和し、持続可能な未来のための基盤を築くことができます。
- 無公害性:クリーンエネルギーの利用は、燃焼による大気汚染や騒音、振動などの問題を最小限に抑えることができます。これにより、人々の健康と生活環境の向上に寄与します。
クリーンエネルギーは、従来の化石燃料に依存するエネルギーシステムに比べて、環境への負荷が低く、地球温暖化や環境破壊などの課題に対処する上で重要な役割を果たします。
そのため、クリーンエネルギーの開発と利用は、持続可能なエネルギー転換の一環として、世界中で推進されています。
結論
企業を総合的に評価すると以下の10銘柄を特に優良な企業と判断しました。
企業データから優良な企業と判断していますが、推奨するものではありません。
ポイントは低いほうが優位。
クリーンエネルギー関連銘柄を総合的に評価すると以下のランキングになります。
コード/銘柄/ポイント
- 3150 グリムス 56
- 3038 神戸物産 92
- 9517 イーレックス 105
- 3498 霞ヶ関C 128
- 6361 荏原 128
- 6367 ダイキン 143
- 1968 太平電 145
- 9249 エコシステム 158
- 1407 ウエストHD 162
- 5074 テスHD 179
クリーンエネルギー関連銘柄
クリーンエネルギー関連銘柄は株探を活用し調べていきます。
クリーンエネルギー関連銘柄(67銘柄)
2023年05月31日時点
以上67銘柄の中から有望な銘柄を探していきます。
①売上CAGR(5年)
企業にとって売上の伸びが1番重要なので、はじめに売上CAGR(5年)を確認します。
売上CAGR(5年)とは
「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。
かんたんに説明すると5年間の売上年平均成長率を算出するものです。
全67銘柄の直近5年間の売上成長率を確認します。
売上CAGR(5年)
5年間の売上成長率が高い順番
スクロール(←👆→)(単位:百万)
売上成長率(CAGR5年)ランキング
- NO1:88.6% Aバランス(3856)
- NO2:57.2% 霞が関C(3498)
- NO3:48.9% イーレックス(9517)
②営利CAGR(5年)
次に営利CAGR(5年)を確認します。
営利CAGR(5年)とは
「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。
かんたんに説明すると5年間の営利年平均成長率を算出するものです。
売上の次に重要なのが営業利益が成長しているかです。
営業利益が成長している会社は、継続的な価値のある企業として評価されやすいために重要性が高いです。
全67銘柄の直近5年間の営業利益成長率を確認します。
営業利益CAGR(5年)
5年間の営業利益成長率が高い順番
スクロール(←👆→)(単位:百万)
営利成長率(CAGR5年)ランキング
- NO1:50.6% テスHD(5074)
- NO2:47.9% JESCO(1434)
- NO3:45.2% 霞が関C(3498)
③EPS CAGR(5年)
次にEPS CAGR(5年)を確認します。
EPS CAGR(5年)とは
「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。
かんたんに説明すると5年間のEPS年平均成長率を算出するものです。
EPSは企業がどれだけ利益を株主に還元しているかをチェックするために活用できます。
EPSは右肩上がりに数字が上昇していくのが理想的だとされています。
全67銘柄の直近5年間のEPS成長率を確認します。
EPS CAGR(5年)
5年間のEPS成長率が高い順番
スクロール(←👆→)
EPS成長率(CAGR5年)ランキング
- NO1:315.0% テスHD(5074)
- NO2:86.9% INPEX(1605)
- NO3:37.9% 太平電(1968)
④ROE(自己資本利益率)5年平均
次にROE(自己資本利益率)5年平均を確認します。
ROEの数字は原則的に高ければ高いほど好ましいとされています。
ROE(自己資本利益率)とは
「Return On Equity」の略語で株主資本利益率のことで、株主資本に対してどれだけ効率的に利益を上げているかを示してます。
全67銘柄の直近5年間のROE平均を確認します。
ROE(5年)
5年間のROE平均が高い順番
スクロール(←👆→)(単位:%)
ROE平均が高いランキング
- NO1:39.63% 東芝(6502)
- NO2:28.44% レノバ(9519)
- NO3:26.33% 神戸物産(3038)
⑤ROA(総資産利益率)5年平均
次にROA(総資産利益率)5年平均を確認します。
ROAの数字は高ければ高いほど効率よく利益を出していることになります。
ROA(総資産利益率)とは
「Return on Assets」の略語で会社の事業に対して投資された資産について、どれだけ効率よく収益を得ているかを示しています。
全67銘柄の直近5年間のROA平均を確認します。
ROA(5年)
5年間のROA平均が高い順番
スクロール(←👆→)(単位:%)
ROE平均が高いランキング
- NO1:13.48% グリムス(3150)
- NO2:12.53% ランド(8918)
- NO3:10.02% 東芝(6502)
⑥自己資本比率
次に自己資本比率5年平均を確認します。
自己資本比率の数字は高ければ高いほど、会社の安全性が高いとされています。
自己資本比率とは
総資本に対する自己資本の比率。数字が高いほど会社の資本構成がよく安全性が高いとされています。
全67銘柄の直近5年間の自己資本比率平均を確認します。
自己資本比率(5年)
5年間の自己資本比率平均が高い順番
スクロール(←👆→)(単位:%)
自己資本比率平均が高いランキング
- NO1:77.2% ランド(8918)
- NO2:77.1% イメージワン(2667)
- NO3:72.8% エヌピーシー(6255)
⑦1株配当CAGR(5年)
次に1株配当CAGR(5年)の1株配当が伸びているか確認します。
1株配当CAGR(5年)とは
「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。
かんたんに説明すると5年間の1株配当年平均成長率を算出するものです。
全67銘柄の直近5年間の1株配当CAGR(5年)を確認します。
1株配当CAGR(5年)
5年間の1株配当CAGR(5年)が高い順番
スクロール(←👆→)(単位:円)
1株配当CAGR(5年)が高いランキング
- NO1:126.4% テスHD(5074)
- NO2:94.3% 東芝(6502)
- NO3:44.2% 霞が関C(3498)
⑧配当性向(5年)平均
次に配当性向(5年)の平均を確認します。
配当性向とは
会社が税引き後の利益である当期純利益のうち、配当金の支払いに向けた数値(%)
配当性向は基本的には低いほうが好ましいとされています。
配当性向が高い場合は減配や無配になる可能性がある。
全67銘柄の直近5年間の配当性向平均を見ていきます。
配当性向5年平均
5年間の配当性向が低い順番
スクロール(←👆→)(単位:%)
配当性向(5年)が低いランキング
- NO1:9.7% エヌピーシー(6255)
- NO2:10.6% 協和コンサル(9647)
- NO3:10.8% エフオン(9514)
総合ポイント
以上、8項目のデータを確認しました。
確認したデータをまとめると以下の通りです。
企業分析に使った8項目のデータ
- 売上CAGR(5年)
- 営利CAGR(5年)
- EPS CAGR(5年)
- ROE(自己資本利益率)5年平均
- ROA(総資産利益率)5年平均
- 自己資本比率 5年平均
- 1株配当CAGR(5年)
- 配当性向(5年)平均
企業分析をする上で特に重要なデータとしてまとめました。
上記8項目をすべてのデータをもとにランキングにまとめます。
上位の銘柄ほど、安定している企業と評価しています。
総合ランキングNO1
総合ポイントが低いほうが良い
67銘柄を比較したものであり、上位銘柄を推奨するものではありません。
スクロール(←👆→)
まとめ
今回は株探のクリーンエネルギー関連銘柄から企業を総合的に分析し、優良な企業を探しました。
クリーンエネルギー関連銘柄を総合的に評価すると以下のランキングになります。
コード/銘柄/ポイント
- 3150 グリムス 56
- 3038 神戸物産 92
- 9517 イーレックス 105
- 3498 霞ヶ関C 128
- 6361 荏原 128
- 6367 ダイキン 143
- 1968 太平電 145
- 9249 エコシステム 158
- 1407 ウエストHD 162
- 5074 テスHD 179
さまざまな角度から企業を分析したので、上位10銘柄は失敗しにくい投資先ではないかと思います。
世界的にクリーンエネルギー関連銘柄への投資が加速していますので、おさえておきたいですね。
今回の投資情報を参考にしていただけると幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。けんちゃんファンド
株式投資の未来は何度読み返してもよいほどの超良書です。