配当利回りランキングTOP50社を徹底解剖。高配当で失敗しない企業選びで新NISAに備えよう!

こんにちは、けんちゃんファンドです!

今回は配当利回りの高いTOP50に入っている企業の業績などを調べて、安心して保有できそうな銘柄を探していきます。

来年から新NISAがはじまるので、引き続き高配当株に脚光が集まると思っています。

非課税枠でしっかり配当金(インカムゲイン)をもらっていきましょう。

2024年からNISA制度がどのようになるのか、金融庁のホームページから引用いたします。

令和5年度税制改正の大綱等において、以下のとおり、2024年以降のNISA制度の抜本的拡充・恒久化の方針が示されました。

出典:新しいNISA : 金融庁

新しいNISA制度で非課税枠をうまく活用していきましょう。

けんちゃんファンド

本記事が参考になる投資家

  • 高配当株を知りたい
  • 高配当株で失敗したくない
  • 企業比較したデータが見たい

それでは本題に入ります。

配当利回りTOP50社徹底解剖!

配当利回りTOP50社

MINKABUを活用し、配当利回りTOP50社を抽出します。

配当利回りTOP50社

2023年01月08日(日)時点

全50銘柄 スクロール(←👆→)

配当利回り高いランキング

配当利回りが高いランキング

  • NO1:17.37% 商船三井(9104)
  • NO2:17.17% 郵船(9101)
  • NO3:9.53%  ユナイテド海(9110)

全50銘柄の企業の「売上・営業利益・EPS」などのデータをランキング形式でまとめていきます。

総合的に企業を分析し、可視化していきます。

①売上CAGR(5年)

毎年、売上が伸びているかが企業にとって一番重要なことなので、はじめに売上CAGR(5年)を確認します。

売上CAGR(5年)とは

「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。

かんたんに説明すると5年間の売上年平均成長率を算出するものです。

全50銘柄の直近5年間の売上成長率を確認します。

売上CAGR(5年)

5年間の売上成長率が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:百万)

売上CAGR5年

売上成長率(CAGR5年)ランキング

  • NO1:30.2% ケイアイ不(3465)
  • NO2:25.7% ディアライフ(3245)
  • NO3:24.3% エーアイテイ(9381)

以上、全50銘柄の売上CAGR(5年)データです。

②営利CAGR(5年)

次に営利CAGR(5年)を確認します。

営利CAGR(5年)とは

「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。

かんたんに説明すると5年間の営利年平均成長率を算出するものです。

売上の次に重要なのが営業利益が成長しているかです。

営業利益が成長している会社は、継続的な価値のある企業として評価されやすいために重要性が高いです。

全50銘柄の直近5年間の営業利益成長率を確認します。

営業利益CAGR(5年)

5年間の営業利益成長率が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:百万)

営利CAGR5年

営利成長率(CAGR5年)ランキング

  • NO1:186.1% LAホールデ(2986)
  • NO2:101.1% 乾汽船(9308)
  • NO3:76.3% 郵船(9101)

以上、全50銘柄の営利CAGR(5年)データです。

③EPS CAGR(5年)

次にEPS CAGR(5年)を確認します。

EPS CAGR(5年)とは

「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。

かんたんに説明すると5年間のEPS年平均成長率を算出するものです。

EPSは企業がどれだけ利益を株主に還元しているかをチェックするために活用できます。

EPSは右肩上がりに数字が上昇していくのが理想的だとされています。

全19銘柄の直近5年間のEPS成長率を確認します。

EPS CAGR(5年)

5年間のEPS成長率が高い順番

スクロール(←👆→)

EPS CAGR5年

EPS成長率(CAGR5年)ランキング

  • NO1:232.4% LAホールデ(2986)
  • NO2:197.4% 商船三井(9104)
  • NO3:180.6% 川崎汽(9107)

以上、全50銘柄のEPS CAGR(5年)データです。

④ROE(自己資本利益率)5年平均

次にROE(自己資本利益率)5年平均を確認します。

ROEの数字は原則的に高ければ高いほど好ましいとされています。

ROE(自己資本利益率)とは

「Return On Equity」の略語で株主資本利益率のことで、株主資本に対してどれだけ効率的に利益を上げているかを示してます。

全50銘柄の直近5年間のROE平均を確認します。

ROE(5年)

5年間のROE平均が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:%)

ROE 5年平均

ROE平均が高いランキング

  • NO1:39.63% 東芝(6502)
  • NO2:33.84% IRジャパン(6035)
  • NO3:29.52% ミズホメディ(4595)

以上、全50銘柄のROE 5年平均データです。

⑤ROA(総資産利益率)5年平均

次にROA(総資産利益率)5年平均を確認します。

ROAの数字は高ければ高いほど効率よく利益を出していることになります。

ROA(総資産利益率)とは

「Return on Assets」の略語で会社の事業に対して投資された資産について、どれだけ効率よく収益を得ているかを示しています。

全50銘柄の直近5年間のROA平均を確認します。

ROA(5年)

5年間のROA平均が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:%)

ROA 5年平均

ROE平均が高いランキング

  • NO1:25.83% IRジャパン(6035)
  • NO2:17.97% ミズホメディ(4595)
  • NO3:14.73% フォーラムE(7088)

以上、全50銘柄のROA 5年平均データです。

⑥自己資本比率

次に自己資本比率5年平均を確認します。

自己資本比率の数字は高ければ高いほど、会社の安全性が高いとされています。

自己資本比率とは

総資本に対する自己資本の比率。数字が高いほど会社の資本構成がよく安全性が高いとされています。

全50銘柄の直近5年間の自己資本比率平均を確認します。

自己資本比率(5年)

5年間の自己資本比率平均が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:%)

自己資本比率 5年平均

自己資本比率平均が高いランキング

  • NO1:91.9% エーワン精密(6156)
  • NO2:84.8% ジャフコG(8595)
  • NO3:82.7% 大和工(5444)

以上、全50銘柄の自己資本比率 5年平均データです。

⑦1株配当CAGR(5年)

次に1株配当CAGR(5年)の1株配当が伸びているか確認します。

1株配当CAGR(5年)とは

「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。

かんたんに説明すると5年間の1株配当年平均成長率を算出するものです。

全50銘柄の直近5年間の1株配当CAGR(5年)を確認します。

1株配当CAGR(5年)

5年間の1株配当CAGR(5年)が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:円)

1株配当CAGR(5年)

1株配当CAGR(5年)が高いランキング

*LAホールデ7は2年分のデータ

  • NO1:207.0% LAホールデ(2986)
  • NO2:178.3% 商船三井(9104)
  • NO3:163.7%   郵船(9101)

以上、全50銘柄の1株配当CAGR(5年)データです。

⑧配当性向(5年)平均

次に配当性向(5年)の平均を確認します。

配当性向とは

会社が税引き後の利益である当期純利益のうち、配当金の支払いに向けた数値(%)

配当性向は基本的には低いほうが好ましいとされています。

配当性向が高い場合は減配や無配になる可能性がある。

全50銘柄の直近5年間の配当性向平均を見ていきます。

配当性向5年平均

5年間の配当性向が低い順番

スクロール(←👆→)(単位:%)

配当性向(5年)

配当性向(5年)が低いランキング

  • NO1:13.1% 石油資源(1662)
  • NO2:19.7% ノーリツ鋼機(7744)
  • NO3:21.0% 商船三井(9104)

以上、全50銘柄の配当性向(5年)データです。

総合ポイント

以上、8項目のデータを確認しました。

確認したデータをまとめると以下の通りです。

確認したデータ

企業分析に使った8項目のデータ

  1. 売上CAGR(5年)
  2. 営利CAGR(5年)
  3. EPS CAGR(5年)
  4. ROE(自己資本利益率)5年平均
  5. ROA(総資産利益率)5年平均
  6. 自己資本比率
  7. 1株配当CAGR(5年)
  8. 配当性向(5年)平均

企業分析をする上で特に重要な情報をデータとしてまとめました。

上記8項目をすべてのデータをもとにランキングにまとめます。

上位の銘柄ほど、安定している企業と評価できます。

総合ランキングNO1

総合ポイントが低いほうが良い

50銘柄を比較したものであり、上位銘柄を推奨するものではありません。

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まとめ

今回のブログでは、「高配当ランキングTOP50」の銘柄をご紹介させていただきました。

正直、高配当株は危険な銘柄がたくさんあると思っています。

企業業績などをしっかり調べて減配や無配になるような銘柄を避けていきましょう。

注目するポイントとして、急に業績がよくなって大幅に増配していないかどうかを見るとよいと思います。

毎年増配をしていて減配をしていないような銘柄が理想的です。

急に増配しているような銘柄は、急な減配もあるかもしれないと疑っておいたほうがよいです。

新しいNISA制度に向けて、高配当株にさらに注目が集まると思いますので、参考にしていただけると幸いです。

けんちゃんファンド

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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