ウォーレン・バフェット氏が五大商社の次に買う日本株はこれだ!優良企業厳選15銘柄

こんにちは、けんちゃんファンドです!

今回はウォーレン・バフェット氏が買うかもしれない日本株を真剣に考えて当てにいく企画です。

2023年4月18日に以下のツイートを発信したところ、大きな反響がありました。

Twitterの反応からもバフェット氏が五大商社の次に買うかもしれない日本株に注目が集まっています。

バフェット氏が「追加投資を検討したい」と日本株に強気な見方を強調したと日本経済新聞が11日、都内での単独インタビューを基に報じました。

また、5大商社株の保有比率がそろって7.4%に高まったことも明かしたといいます。

報道後、日本株指数はその日を挟んで18日まで8日続伸しています。

日経平均

五大商社の株価も報道される前日の10日終値から12日終値にかけて大幅に上昇しました。

バフェット氏はさらに資金調達をして、日本株への追加投資の期待ももらしています。

来年からはじまる新NISA制度も追い風となり、日本株が買われる流れが続くと思いますので、出遅れている優良株も合わせて探していきます。

それではどうぞ!

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バフェット氏が買うかもしれない銘柄

結論

結論からお話すると以下の15社をバフェット氏が買うかもしれない投資先候補に選びました。

選んだ理由は本文に掲載していますので、最後までご覧いただければと思います。

バフェット氏が買うかもしれない日本株候補

銘柄/コード

  1. ソニーグループ(6758)
  2. 日本電信電話 (9432)
  3. トヨタ自動車(7203)
  4. 日本製鉄(5401)
  5. 三菱UFJFG(8306)
  6. オリックス(8591)
  7. INPEX(1605)
  8. 任天堂(7974)
  9. キーエンス(6861)
  10. 信越化学(4063)
  11. 日立(6501)
  12. 第一三共(4568)
  13. 三井住友FG(8316)
  14. 東京海上HD(8766)
  15. ダイキン工業(6367)

バフェット氏の投資方針

バフェット氏の投資に対する以下4つの考えがあります。(一例)

バフェット氏の投資に対する5つの考え方
  1. 競争優位性があること:企業が自社製品やサービスを提供する市場で、他社と差別化された強みを持っていること。
  2. 安定したキャッシュフローを持つこと:企業が利益を生み出し、配当を支払い、投資や財務活動に充てるための現金を生み出すことができること。
  3. 優れた経営陣を持つこと:経営陣が将来の成長に対して計画を立て、投資を行うことができること。
  4. 長期的な成長性があること:企業が将来的な需要の増加や、新たな市場への参入などを見込んでいること。

以上4つの条件を含む企業に投資することで、バフェット氏は長期的な投資成果を出してきました。

五大総合商社株を買った時の時価総額

バフェット氏が、自らの90歳の誕生日である8月30日(2022年)に、日本の大手総合商社5社(伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)の株式をそれぞれの会社の時価総額の5%程度取得したと発表しています。

バフェット氏が日本株を買うかもしれないと考えたときに、購入当時の総合商社の時価総額が参考になると思います。

2021年8月30日時点(1年前)の五大商社の時価総額を参考にすることができます。

バフェット氏が買いはじめたタイミングの総合商社5社の時価総額が1兆円を超える大型株であることが分かります。

バフェット氏の資金力からすると中小型株は考えにくいので、時価総額が1兆円以上の企業に限定し、銘柄選定していきます。

時価総額1兆円以上の企業

時価総額1兆円以上の企業を楽天証券のスーパースクリーナーを使って探します。

時価総額1兆円以上企業(2023年04月24日時点)

146銘柄

全上場企業約3800社中146社(約3.84%)に絞られます。

時価総額が1兆円を超える日本を代表する企業が名をつらねます。

バフェット氏発言から消去法で銘柄選定

2023年4月に日本に来日したバフェット氏は、メディアから取材を受けたときに、以下の発言をしています。

ウォーレン・バフェット氏の発言

経済の混乱は続くかもしれない。

銀行の人は裸で泳いでいたといえる。

「銀行の人は裸で泳いでいたといえる」という発言から、銀行業の中からは選ばない可能性が高いと考えます。

ただし、メガバンク(三菱UFJ・三井住友FG・みずほFG)も投資対象から外されるかどうかの判断が難しいので、今回は残します。

バフェット氏の過去の失敗から消去法で銘柄選定

バフェット氏はコロナ渦前に航空産業の株を買った後に、すべて売却した経緯があります。

そのときに以下の発言をしています。

ウォーレン・バフェット氏の発言

20年5月2日、年次株主総会を開催し、その中で、新型コロナの感染拡大によって「世界が変わる」として、保有していた米航空株を全て売却したと明かしています。

以上の理由から航空株は外します。

バフェット氏のポートフォリオから考える

バフェット氏は近年、エネルギー関連企業に積極的に投資をしています。

バークシャー・ハサウェイは2022年、シェブロンとオキシデンタル・ペトロリアムに約270億ドルの投資を行ってます。

2022年第1四半期に約170億ドル(約2兆3200億円)を投じてシェブロン(Chevron)の株を4倍に増やし、ポートフォリオの約8%を占めるようになりました。

また2022年2月末以降、約100億ドル(約1兆4000億円)を投じてオキシデンタル・ペトロリアム(Occidental Petroleum)の株を買い増し、保有比率は19%を超えています。

パークシャーハサウェイ最新ポートフォリオは以下を参照

44.1%を占めるアップルさんがポートフォリオの半分をしめるほど集中投資であることが分かります。

アップル売上構成比(2023年02月02日時点)

アップルに一番近い日本企業はソニーグループ(6758)さんだと思っています。

ソニーグループ売上構成比(2022年4月~2023年3月)の連結業績

アップル(AAPL)とソニーグループには、以下のような似ている点があります。

アップル(AAPL)とソニーグループ
  1. 技術革新への取り組み:両社とも、技術革新に対する積極的な取り組みが知られています。アップルは、Mac、iPhone、iPad、AirPodsなどの製品を開発し、ソニーグループは、テレビ、音声機器、カメラ、ゲーム機などの製品を開発しています。
  2. ブランドイメージの確立:アップルとソニーグループは、世界的に有名なブランドとして知られています。アップルは、革新的で高品質なデザインと製品を提供し、ソニーグループは、高品質な音声・映像技術によって有名です。
  3. グローバル展開:両社とも、グローバル市場での存在感を持ち、世界中の消費者に製品を提供しています。
  4. エコシステムの構築:アップルは、Mac、iPhone、iPad、Apple Watch、AirPodsなどの製品を、シームレスに連携させるエコシステムを構築しています。同様に、ソニーグループは、テレビ、音声機器、ゲーム機などの製品を、シームレスに連携させるエコシステムを構築しています。
  5. クリエイティブな広告戦略:アップルとソニーグループは、クリエイティブな広告戦略で知られています。アップルは、1984年の「1984年のMacintosh」という伝説的な広告キャンペーンで有名であり、ソニーグループは、ブラビアの広告などで、革新的で印象的な広告を作り出しています。

世界的に有名なブランド力を持つソニーグループ(6758)さんはバフェットさんが買うかもしれない銘柄として注目したいです。

積極的に株主還元(自社株買い)を実施している企業

ウォーレン・バフェット氏は、自らが率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの株主に宛てて書いた「株主への手紙」で米アップルの積極的な自社株買いを大絶賛しています。

上記の理由から日本の投資先候補にも積極的に自社株買いを実施している企業は評価されると思います。

300億円以上の大量の自社株買いを毎年のように実施している企業をご紹介しています。

2014年~2023年までの自社株買い300億円以上を継続実施している企業上位10社の自社株買い発表後の株価騰落率を調べました。自社株買いの効果で株価は上昇するのか? こんにちは、けんちゃんファンドです! 2023年4月4日に以下のツイートをしたところ、大きな反響がありました。 次...

300億円以上の自社株買いを連続で実施している企業は以下の通りです。

自社株買い300億円以上の上位10社

銘柄/コード/回数

  1. 日本電信電話 (9432)10回
  2. トヨタ自動車 (7203)9回
  3. 三菱UFJ FG(8306) 8回
  4. KDDI(9433)8回
  5. ソフトバンクグループ (9984)8回
  6. 三井物産(8031)7回
  7. SOMPO HD(8630)7回
  8. 花王(4452)6回
  9. 塩野義製薬(4507)6回
  10. ブリヂストン(5108)6回

⑥三井物産はバフェット氏がすでに投資をしている総合商社の一角です。


日本電信電話(9432)・トヨタ自動車(7203)さんは積極的に自社株買いを実施しているので、バフェット氏が買うかもしれない銘柄として注目したいです。

個人投資家が選ぶバフェット銘柄

個人投資家にTwitterでバフェット氏が買うかもしれない銘柄を教えてもらいました。

67票

29銘柄

←👆→スクロール(23年04月28日時点)

4票以上を獲得している銘柄をバフェットさんが買うかもしれない銘柄として注目したいです。

4票以上獲得銘柄

銘柄/コード/投票数

  1. 日本製鉄(5401)9票
  2. 三菱UFJFG(8306)8票
  3. オリックス(8591)5票
  4. INPEX(1605)4票
  5. 任天堂(7974)4票

世界最大級のファンドを参考

世界最大級のファンドに「ノルウェー政府年金基金」があります。

世界各国に投資をしており、日本はアメリカにつぐ投資先となっております。

世界最大級のファンドが投資している日本株は参考になると思います。

「ノルウェー政府年金基金」保有銘柄をブログで公開していますので、ご覧ください。

世界最大級のファンド「ノルウェー政府年金基金」保有の日本・米国株【2022年12月31日データ】 こんにちは、けんちゃんファンドです! 今回は世界最大級のファンド「ノルウェー政府年金基金」の保有銘柄やノルウェーについて...

ノルウェー政府保有(時価総額上位10社)

トヨタ自動車・ソニーグループ・三菱UFJFGの3社はバフェット氏が買うかもしれない銘柄としてこれまで紹介していますので、4位以下の銘柄に注目します。

ノルウェー政府保有時価総額上位10社

銘柄/コード

  1. トヨタ自動車(7203)
  2. ソニーグループ(6758)
  3. 三菱UFJFG(8306)
  4. キーエンス(6861)
  5. 信越化学(4063)
  6. 日立(6501)
  7. 第一三共(4568)
  8. 三井住友FG(8316)
  9. 東京海上HD(8766)
  10. ダイキン工業(6367)

ノルウェー政府保有時価総額上位4位~10位の企業はバフェット氏が買うかもしれない銘柄として注目したいです。

まとめ

今回はバフェット氏が株を買うかもしれない企業を様々な角度から分析しました。

日本に来日し、日本株への追加投資の可能性を漏らしたバフェット氏の次の一手に注目が集まります。

バフェット氏が買うかもしれない15銘柄を以下にまとめます。

バフェット氏が買うかもしれない日本株候補

銘柄/コード

  1. ソニーグループ(6758)
  2. 日本電信電話 (9432)
  3. トヨタ自動車(7203)
  4. 日本製鉄(5401)
  5. 三菱UFJFG(8306)
  6. オリックス(8591)
  7. INPEX(1605)
  8. 任天堂(7974)
  9. キーエンス(6861)
  10. 信越化学(4063)
  11. 日立(6501)
  12. 第一三共(4568)
  13. 三井住友FG(8316)
  14. 東京海上HD(8766)
  15. ダイキン工業(6367)

けんちゃんファンド

最後までご覧いただきましてありがとうございました。けんちゃんファンド

バフェット氏が買うかもしれない日本株の続編を作成していますので、よろしければご覧ください。

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②ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ

③バフェットの財務諸表を読む力