こんにちは、けんけんちゃんファンドです！
高配当株に興味があるけど、有望な企業の選び方が分からない。
今回はそんなお悩みをお持ちの方に、「配当利回り5％以上の上場企業」からおすすめの高配当株をご紹介。
配当利回り5％以上の投資先は、インデックス投資などに比べると難しい投資になります。
配当利回り5％以上が難しい投資である理由
- 一時的な高配当の可能性がある
- たこ足配当の可能性がある
- 配当金を維持できず「無配・減配」のリスクがある
3つのリスクを避けながら、有望な企業を探していきます。
この記事は以下の人におすすめ！
- 高配当銘柄を探している
- 高配当株で失敗したくない
それででは、どうぞ！
配当利回り5％以上の銘柄
配当利回り5％以上の企業の探し方。
Yahoo!ファイナンス配当利回りを活用致します。
配当利回り5％以上の企業
検索した結果、配当利回り5％超えは120銘柄。
全120銘柄
⇌スクロール22年09月22（木）時点
配当利回り5％以上の120銘柄からオリジナルの考えで有望銘柄を選んでいきます。
けんちゃんファンドオリジナルポイント
銘柄選びに「けんちゃんファンドオリジナルポイント」を活用します。
オリジナルポイント詳細は以下をご参照ください。
オリジナルポイントを活用し、60ポイント以上で有望銘柄と判断します。
32銘柄オリジナルポイント一覧
⇌スクロール22年09月22（木）時点
赤枠はデータが取得できない企業などです。
60ポイント以上は以下37銘柄になります。
120銘柄→37銘柄。
⇌スクロール22年09月22（木）時点
さらに有望な銘柄にしぼり込んでいきます。
ザイマニ分析
かんたんに財務分析ができる「ザイマニ」を使って企業分析します。
詳細はは以下をご参照ください。
残った37銘柄を「ザイマニ」で分析
Sランクの企業を特に有望な銘柄と判断
（S・A・B・C・D5段階評価）
⇌スクロール（2022年09月25日データ）
赤枠はデータを取得できない企業です。
Sランクをまとめると以下5銘柄になります。
37銘柄→5銘柄
⇌スクロール22年09月25日データ
売上高・営業利益・営業利益率
次に、売上高・営業利益・営業利益率が安定しているか確認していきます。
売上高・営業利益・営業利益率について「IR BANK」を活用します。
「IR BANK」の使い方については以下を参照ください。
①4595 (株)ミズホメディー
判定：〇
- 売上高は伸びているか：〇
- 営業利益は伸びているか：〇
- 営業利益率が低すぎないか（5％以上）：〇
売上高・営業利益・営業利益率ともに右肩上がりで問題なし。
21.12月期と22.12月期予の売上高・営業利益・営業利益率が急激に伸びているので、一過性のものでないか注意が必要。
②3465 ケイアイスター不動産(株)
判定：〇
- 売上高は伸びているか：〇
- 営業利益は伸びているか：〇
- 営業利益率が低すぎないか（5％以上）：〇
売上高・営業利益・営業利益率ともに美しすぎるほどの右肩上がりで問題なし。
22.03月期以降は営業利益率10％超え。
③6035 (株)アイ・アールジャパンホールディングス
判定：〇
- 売上高は伸びているか：〇
- 営業利益は伸びているか：〇
- 営業利益率が低すぎないか（5％以上）：〇
売上高・営業利益・営業利益率ともに右肩上がりで問題なし。
20.03月期以降は営業利益率は驚異の40％超え。
④3245 (株)ディア・ライフ
判定：〇
- 売上高は伸びているか：〇
- 営業利益は伸びているか：〇
- 営業利益率が低すぎないか（5％以上）：〇
売上高・営業利益・営業利益率ともに右肩上がりで問題なし。
⑤3467 アグレ都市デザイン(株)
判定：〇
- 売上高は伸びているか：〇
- 営業利益は伸びているか：〇
- 営業利益率が低すぎないか（5％以上）：〇
売上高・営業利益・営業利益率ともに右肩上がりで問題なし。
19.03月期と20.03月期予の営業利益率が4％台でしたが、その後5％以上に回復。
5社とも問題ないことが分かりました。
1株配当・EPS・配当性向
残った5銘柄の1株配当・EPS・配当性向を調べていきます。
調べる理由は以下のとおりです。
1株配当・EPS・配当性向を調べる理由
- 一時的な高配当の可能性がある
- たこ足配当の可能性がある
- 配当金を維持できず「無配・減配」のリスクがある
1株配当・EPS・配当性向について「IR BANK」を活用します。
「IR BANK」の使い方については以下を参照ください。
①4595 (株)ミズホメディー
判定：〇
- 一時的に高配当になっている可能性がある：×
- たこ足配当になっている可能性がある：×
- 配当金を維持できず「無配・減配」のリスクがある×
新型コロナの影響で抗原検査キットなどが売れていることで、一時的に業績がよくなっているとも考えられますので、今後の決算は注意深く見ていく必要があります。
②3465 ケイアイスター不動産(株)
判定：〇
- 一時的に高配当になっている可能性がある：×
- たこ足配当になっている可能性がある：×
- 配当金を維持できず「無配・減配」のリスクがある：×
EPS・1株配当とも右肩上がりに成長していて、配当性向が20～30％台なので安心な範囲。
③6035 (株)アイ・アールジャパンホールディングス
判定：×
- 一時的に高配当になっている可能性がある：×
- たこ足配当になっている可能性がある：×
- 配当金を維持できず「無配・減配」のリスクがある〇
配当性向が50％～60％台と高めなのが気になります。
22.03月期の売上減と減配（3円）が気になるので、投資はいったん見合わせます。
④3245 (株)ディア・ライフ
判定：×
- 一時的に高配当になっている可能性がある：×
- たこ足配当になっている可能性がある：×
- 配当金を維持できず「無配・減配」のリスクがある：〇
EPS・1株配当ともに安定していない印象。
1株配当が上下していて、減配の可能性もあるので、投資対象から外します。
⑤3467 アグレ都市デザイン(株)
判定：〇
- 一時的に高配当になっている可能性がある：×
- たこ足配当になっている可能性がある：×
- 配当金を維持できず「無配・減配」のリスクがある：×
EPS・1株配当ともに上昇傾向。
配当性向も20％～30％台と安定しています。
まとめると3銘柄を投資対象として残します。
22年09月22日（木）時点
【まとめ】配当利回り5％以上銘柄
今回は配当利回りが5％以上の銘柄から有望な銘柄を探しました。
不安定な相場が続いており、株価の値上がりに期待することが難しくなっています。
配当金に頼る投資方法では、不安定な相場でも安定的にキャッシュが期待できるので、安心して投資を続けることができます。
配当金再投資においては、配当利回りが高い方が福利の効果を最大限いかせます。
配当利回り5％以上の銘柄は「①一時的な高配当・②たこ足配当・③無配減配」のリスクととなり合わせであることから、難易度の高い投資先だと思います。
今回ご紹介した銘柄は①②③のリスクが極めて低い銘柄だと思います。
配当金再投資で福利の効果を最大限いかすことで「雪だるま式」に資産を増やしていきたいですね。
配当金管理アプリで見える化すると良いです。
上場まもないということで、ザイマニで検索できなかった、「ノバック（5079」は非常に面白い銘柄だと思いました。
PER・PBRなどから割安と評価
2022年09月22日（木）時点
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