【2023年最新】データで見る1番有望な銀行株はこれだ!金利上昇で人気沸騰

こんにちは、けんちゃんファンドです!

今回は物価・原油・金利上昇局面で人気と株価が上昇している銀行株に注目します。

株価がどれくらい上昇しているか、日本を代表する3メガバンク(①三菱UFJ・②三井住友・③みずほ)を例に確認します。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

2023年01月13日時点(年初来高値)

引用:Yahoo!ファイナンス

三井住友フィナンシャルグループ(8316)

2023年01月13日時点(年初来高値)

引用:Yahoo!ファイナンス

みずほフィナンシャルグループ(8411)

2023年01月13日時点(年初来高値)

引用:Yahoo!ファイナンス

3メガバンクそろって年初来高値でした。

2023年01月13日(金)の東証プライム市場では金利上昇による収益改善の期待から、銀行株の8割強が昨年来高値をつけています。

今後も株価上昇が続く可能性もあるので、有望な銀行株をおさえていきます。

けんちゃんファンド

本記事が参考になる投資家

  • 銀行株を知りたい
  • 銀行株で失敗したくない
  • 企業比較(銀行)したデータが見たい

それでは本題に入ります。

データで見る1番有望な銀行株

銀行株一覧

株マップ.comを活用し、銀行株を抽出します。

配当利回りが高い順番

2023年01月13日(金)時点

全84銘柄 スクロール(←👆→)

配当利回り高いランキング

配当利回りが高いランキング

  • NO1:5.61% あおぞら銀行(8304)
  • NO2:4.97% フィデアホールディングス(8713)
  • NO3:4.76% 東北銀行(8349)

全84銘柄の企業の「売上・営業利益・EPS」などのデータをランキング形式でまとめていきます。

総合的に企業を分析し、可視化していきます。

①売上CAGR(5年)

毎年、売上が伸びているかが企業にとって一番重要なことなので、はじめに売上CAGR(5年)を確認します。

売上CAGR(5年)とは

「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。

かんたんに説明すると5年間の売上年平均成長率を算出するものです。

全84銘柄の直近5年間の売上成長率を確認します。

売上CAGR(5年)

5年間の売上成長率が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:百万)

売上CAGR5年

売上成長率(CAGR5年)ランキング

  • NO1:26.5% ひろぎんホールディングス(7337)
  • NO2:7.0% 東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)
  • NO3:5.4% 名古屋銀行(8522)

以上、全84銘柄の売上CAGR(5年)データです。

②営利CAGR(5年)

次に営利CAGR(5年)を確認します。

営利CAGR(5年)とは

「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。

かんたんに説明すると5年間の営利年平均成長率を算出するものです。

売上の次に重要なのが営業利益が成長しているかです。

営業利益が成長している会社は、継続的な価値のある企業として評価されやすいために重要性が高いです。

全84銘柄の直近5年間の営業利益成長率を確認します。

営業利益CAGR(5年)

5年間の営業利益成長率が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:百万)

営利CAGR5年

営利成長率(CAGR5年)ランキング

  • NO1:51.6% 東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)
  • NO2:21.8% 東北銀行(8349)
  • NO3:20.4% 名古屋銀行(8522)

以上、全84銘柄の営利CAGR(5年)データです。

③EPS CAGR(5年)

次にEPS CAGR(5年)を確認します。

EPS CAGR(5年)とは

「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。

かんたんに説明すると5年間のEPS年平均成長率を算出するものです。

EPSは企業がどれだけ利益を株主に還元しているかをチェックするために活用できます。

EPSは右肩上がりに数字が上昇していくのが理想的だとされています。

全19銘柄の直近5年間のEPS成長率を確認します。

EPS CAGR(5年)

5年間のEPS成長率が高い順番

スクロール(←👆→)

EPS CAGR5年

EPS成長率(CAGR5年)ランキング

  • NO1:49.3% 東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)
  • NO2:28.2% 南日本銀行(8554)
  • NO3:21.2% 東北銀行(8349)

以上、全84銘柄のEPS CAGR(5年)データです。

④ROE(自己資本利益率)5年平均

次にROE(自己資本利益率)5年平均を確認します。

ROEの数字は原則的に高ければ高いほど好ましいとされています。

ROE(自己資本利益率)とは

「Return On Equity」の略語で株主資本利益率のことで、株主資本に対してどれだけ効率的に利益を上げているかを示してます。

全84銘柄の直近5年間のROE平均を確認します。

ROE(5年)

5年間のROE平均が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:%)

ROE 5年平均

ROE平均が高いランキング

  • NO1:9.94% セブン銀行(8410)
  • NO2:7.50% あおぞら銀行(8304)
  • NO3:7.37% りそなホールディングス(8308)

以上、全84銘柄のROE 5年平均データです。

⑤ROA(総資産利益率)5年平均

次にROA(総資産利益率)5年平均を確認します。

ROAの数字は高ければ高いほど効率よく利益を出していることになります。

ROA(総資産利益率)とは

「Return on Assets」の略語で会社の事業に対して投資された資産について、どれだけ効率よく収益を得ているかを示しています。

全84銘柄の直近5年間のROA平均を確認します。

ROA(5年)

5年間のROA平均が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:%)

ROA 5年平均

ROE平均が高いランキング

  • NO1:3.30% 滋賀銀行(8366)
  • NO2:2.51% 筑邦銀行(8398)
  • NO3:1.98% セブン銀行(8410)

以上、全84銘柄のROA 5年平均データです。

⑥自己資本比率

次に自己資本比率5年平均を確認します。

自己資本比率の数字は高ければ高いほど、会社の安全性が高いとされています。

自己資本比率とは

総資本に対する自己資本の比率。数字が高いほど会社の資本構成がよく安全性が高いとされています。

ただし、銀行などの金融機関は自己資本比率が低いのが特徴です。 これは銀行の仕組み上、 自己資本よりも、国民の預金や日銀からの借入など他人資本が多いためです。

全84銘柄の直近5年間の自己資本比率平均を確認します。

自己資本比率(5年)

5年間の自己資本比率平均が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:%)

自己資本比率 5年平均

自己資本比率平均が高いランキング

  • NO1:19.8% セブン銀行(8410)
  • NO2:9.1% 京都銀行(8569)
  • NO3:8.9% SBI新生銀行(8303)

以上、全84銘柄の自己資本比率 5年平均データです。

⑦1株配当CAGR(5年)

次に1株配当CAGR(5年)の1株配当が伸びているか確認します。

1株配当CAGR(5年)とは

「Compound Annual Growth Rate」の頭文字を取ったもので、日本語では年平均成長率といいます。

かんたんに説明すると5年間の1株配当年平均成長率を算出するものです。

全84銘柄の直近5年間の1株配当CAGR(5年)を確認します。

1株配当CAGR(5年)

5年間の1株配当CAGR(5年)が高い順番

スクロール(←👆→)(単位:円)

1株配当CAGR(5年)

1株配当CAGR(5年)が高いランキング

*ひろぎんホールディングスは2年分のデータ

  • NO1:100% ひろぎんホールディングス(7337)
  • NO2:26.0% 第四北越フィナンシャルグループ(7327)
  • NO3:18.9% 滋賀銀行(8366)

以上、全84銘柄の1株配当CAGR(5年)データです。

⑧配当性向(5年)平均

次に配当性向(5年)の平均を確認します。

配当性向とは

会社が税引き後の利益である当期純利益のうち、配当金の支払いに向けた数値(%)

配当性向は基本的には低いほうが好ましいとされています。

配当性向が高い場合は減配や無配になる可能性がある。

全84銘柄の直近5年間の配当性向平均を見ていきます。

配当性向5年平均

5年間の配当性向が低い順番

スクロール(←👆→)(単位:%)

配当性向(5年)

配当性向(5年)が低いランキング

  • NO1:6.6% SBI新生銀行(8303)
  • NO2:11.6% 福島銀行(8562)
  • NO3:12.8% トモニホールディングス(8600)

以上、全84銘柄の配当性向(5年)データです。

総合ポイント

以上、8項目のデータを確認しました。

確認したデータをまとめると以下の通りです。

確認したデータ

企業分析に使った8項目のデータ

  1. 売上CAGR(5年)
  2. 営利CAGR(5年)
  3. EPS CAGR(5年)
  4. ROE(自己資本利益率)5年平均
  5. ROA(総資産利益率)5年平均
  6. 自己資本比率
  7. 1株配当CAGR(5年)
  8. 配当性向(5年)平均

企業分析をする上で特に重要な情報をデータとしてまとめました。

上記8項目をすべてのデータをもとにランキングにまとめます。

上位の銘柄ほど、安定している企業と評価できます。

総合ランキングNO1

総合ポイントが低いほうが良い

84銘柄を比較したものであり、上位銘柄を推奨するものではありません。

スクロール(←👆→)

まとめ

今回のブログでは、銀行株をご紹介させていただきました。

売上・利益が伸びていない銀行がほとんどでしたが、一部の銀行は売上・利益・配当が伸びていました。

今後も金利上昇が予想されていますので、銀行株にとっては追い風がふいてくると思っています。

今回のデータを投資の参考にしていただけたら幸いです。

けんちゃんファンド

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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