こんにちは「けんちゃんファンド」といいます。
サラリーマン×投資家×ブロガーで、日本株投資開始以来6年で資産を35倍以上に増やした実績があり、長期で個別日本株と米国株に投資をしております。
ブログでは、有望銘柄や株主優待銘柄を中心にご紹介をしていきますので、よろしくお願いいたします。
このページは、復活したNISA枠や新規開設したNISA枠120万円でどのような銘柄を購入すると効率がよいかを、やさしく分かりやすく解説していく内容になっております。
- 復活したNISA枠120万はあるものの、どの銘柄に投資していいかわからない
- 最近NISAを開設したものの、どの銘柄に投資していいかわからない
それでは、本題に入りたいと思います。
厳選6銘柄
全6銘柄のご紹介
- タマホーム(1419)
- JT(2914)
- ケイアイスター不動産(3465)
- オリックス(8591)
- エフ・ジェー・ネクスト(8935)
- KDDI(9433)
NISAとは
一言でいえば、税金が(120万円×5年間)免除される大変すばらしい制度
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税講座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
NISA口座で非課税となる利益とは(金融庁ホームページより引用)
①株価が値上がりした場合に購入時と売却時の差額で得られる利益にかかる税金が免除(キャピタルゲイン)
②配当金を受け取る際にかかる税金が免除(インカムゲイン)
NISAの特徴をいかせる銘柄は?
配当利回りが高く配当金の多い銘柄に投資するべきです。むしろこの一択です。
- 配当金は、無配・減配しない限り企業から確実に頂けるものとして安定感がある
- 約20%の税金が引かれることがなく5年間運用できる
- 株価の上下は誰にも読めないから
- 定期的に株主優待がいただける事で楽しみになる
- 株価下落時に心の安心感につながる
- 長期間保有する目的になる
厳選6銘柄一覧表
*2020年12月8日(火)終値参照
上記銘柄に投資した場合
- 約119万円必要
- 年間配当金54,200円(NISA利用)
- 約4,516円/月不労所得(54,200円÷12カ月)
- 約4.55%の配当利回り
年間配当金54,200円を12カ月で割った場合、約4,516円/月となります。
ちょうど1カ月分の携帯料金(格安SIM)にあたり、投資した場合は1カ月無料になると考えることもでき、そうとう価値があるのではないかと考えます。
ひとつひとつの積み重ねがお金持ちへの第一歩です。
1番お得な株主優待保有株数一覧表(色枠)
【厳選6銘柄株主優待一覧一部抜粋】*20年12月8日(火)終値
全銘柄が最低購入単元(100株)が一番優待利回りが高くお得
タマホーム(1419)
通常5月・11月末(クオカード500円×年2回)が3年以上継続保有でクオカード1,000円×年2回にランクアップ
オリックス(8591)
通常3月末100株保有株主に自社取扱商品カタログ5,000円相当が3年以上継続保有で10,000円相当にランクアップ
その他注意事項
上記6銘柄の株主優待「クオカード・自社グループ商品・カタログギフト」に限定し掲載しております。
その他の優待に関しては、大変お手数ですが、各サイトにてご確認をお願いいたします。
①市況情報②四季報(全銘柄)
①市況情報(タマホーム)
タマホーム(1419)
2020年12月8(火)終値参照
- 株価:1,432
- PER:10.54
- PBR:1.99
- 配当金:60
②四季報を見て解説(タマホーム)
・注文住宅は足元で受注回復、分譲も伸びる
・発行株数少なめ29,455千株
・16年5月~20年5月まで毎年売上増加
・16年5月~20年5月まで毎年利益増加
・ROE高い26%
・約8割しめる主要事業セグメント住宅事業利益率2%
・自己資本比率低め20.8%
・1998年福岡県で創業「タマホーーーーム」CMでおなじみの同社は、低価格を売りにデフレ状況下で成長してきた企業です。
16年5月期~20年5月期まで売上利益は上昇傾向でしたが、21年5月期は急減速の予想となっております。
配当金も70円から60円に10円減配しており、いままで勢いよく配当金を積み増してきただけに非常に残念ではあります。
20年12月7(火)終値の1,432円でも配当利回り、4.18%、優待利回りクオカード500円×年2回(5月末11月末)0.698%、3年以上継続保有をすると1,000円×年2回(5月末11月末)1.397%にランクアップいたします。
配当金だけでも十分ですが、優待もいただけるので非常に重宝する銘柄ではないでしょうか。
さらなる減配と優待廃止・改悪がなければ長期保有が良い銘柄だと思います。
①市況情報(JT)
JT(2914)
2020年12月8(火)終値参照
- 株価:2,153.5
- PER:12.32
- PBR:1.50
- 配当金:154
②四季報を見て解説(JT)
・M&Aで海外事業を拡大中
・海外は先進国で伸長、値上げも寄与
・約3割しめる主要事業セグメントの国内利益率30%
・約6割しめる主要事業セグメントの海外利益率25%
・営業CF-投資CF-財務CF=プラス
・需要が、コロナ営業で新興国需要鈍る
・国内は紙巻きの喫煙場所減少で苦戦
・空港免税販売も減少
・営業減益幅拡大
・連続増配とまる
・現金等3,571百万に対して有利子負債1,081,522百万と多い
・あまり知られていない事だと思いますが、実は日本たばこ産業(JT)さんは毎年、利益を20~25%程度はあげている超優良企業です。
たばこは斜陽産業である。今後の伸びしろが少ない等の懸念事項ばかりが取りざたされておりますが、利益率が高い事は注目されることがありません。
そんな同社だからこそ投資妙味があると思います。
吸う人が少なくなる→売上が落ちる→利益が落ちる→株価が落ちるとマイナス要素ばかりが目につきますが、その裏で、配当金を積み増してきており、利回り7%以上となっております。
これは、吸う人が少なくなるとみんなが思う→売上がどんどん落ちてくるだろうなとみんなが思う→そのうち利益がなくなるほど売上が落ち込むのではないかとみんなが思う→株価がころがり続けるように落ちる。
でも実は、高利益率の会社→株価が安いのでたくさん購入できる→たくさん購入できるので、配当金がたくさん入る→配当金を再投資することで最強のリターンを得る事ができる。
実はこんなにおいしい投資対象だと思いますが、やはり敬遠される銘柄です。
①市況情報(ケイアイスター不動産)
ケイアイスター不動産(3465)
2020年12月8(火)終値参照
- 株価:2,770
- PER:7.86
- PBR:1.99
- 配当金:88
②四季報を見て解説(ケイアイスター不動産)
・一次取得者のテレワーク需要を取り込み戸建て分譲伸長
・注文住宅含む販売棟数は前期4,153棟から2割程度増
・前号比で営業増益幅拡大
・連続最高純益
・増配
・発行株数少なめ14,232千株
・社長兼筆頭株主369万株25.9%保有
・ノルウェー政府保有32万株←ノルウェー政府は個人的見解ですが、お目が高いと思います。(^^)欲しいと思った銘柄にはだいたいいるんです。今度ノルウェー政府保有銘柄一覧ブログ作成しましょう。
・18年3月期~20年3月期まで売上、利益増加、21年3月期も増加予想
・ROE高い21.3%
・現金等13,858百万に対して有利子負債が多い62,650百万
・自己資本比率低め18.8%
・不動産銘柄の中では抜群の安定感があると思います。売上利益を順調に伸ばしており、増配もしているので、非の打ちどころがありません。
①市況情報(オリックス)
オリックス(8591)
2020年12月8(火)終値参照
- 株価:1,580.5
- PER:10.37
- PBR:0.66
- 配当金:76
②四季報を見て解説(オリックス)
・約2割しめるセグメントの海外部門利益率32%
・外国人持ち株比率高い46.6%
・国内再エネや生保・銀行健闘
・今期のみ配当性向50%
・平均年収高め871万円
・ホテル・旅館に新型コロナ痛撃
・航空機リース、レンタカーも厳しい
・持分の関西エアポート苦戦が第2四半期から顕在化
・現金等11,352百万に対して有利子負債4,715,312百万と多め
・自己資本比率低め22.4%
・高配当かつ優待利回りが高いことで有名なオリックスさん、この銘柄は家族全員1単元だけ保有する事をおすすめいたします。
3年以上継続保有した場合は、優待内容が10,000円相当にランクアップするので、優待が改悪・配当金が減配とうない限りは永遠に保有していたい銘柄です。
経営的には多角化しており、一つの事業がうまくいかなくても全体で補完できるほどの事業をもっているので、景気が悪くなっても良い事業が悪い事業を補うなどの強みを発揮できそうです。
しかし、リース事業とうはコロナで大打撃を受けているので、いつ復活の兆しを見せるのかが焦点ですね。
少し前まで1,200~1,300円台をうろうろしていましたが、一気につきぬけて1,500円台から1,600円台に入りました。次の目標は1,600円台の定着と1,700円台を見据えた動きです。
PERは20年12月8(火)時点でも10.37倍台、PBR0.66倍台とまだまだ低いので、十分買える水準ですが、この銘柄はそう簡単ではないんです。
現在の株価で購入しても配当金と優待を受け取り続ければすぐに元をとるので、問題がないと思いますが、投資においては絶対はありませんので、慎重に自己責任でお願いいたします。
①市況情報(エフ・ジェー・ネクスト)
エフ・ジェー・ネクスト(8935)
2020年12月8(火)終値参照
- 株価:1,017
- PER:6.27
- PBR:0.64
- 配当金:44
②四季報を見て解説(エフ・ジェー・ネクスト)
・44円配当金維持
・19年首都圏投資用マンション供給戸数で首位奪還
・投資用マンションはWebセミナー活用し6月以降の客足復調
・平均年収高め862万円
・社長兼筆頭株主583万株16.8%
・1株益高め20年3月期206円
・契約進捗は営業自粛が打撃
・引き渡しは1,900戸と目減り
・株価が900円台からWATCHしていましたが、1,000円台になった現在でも、PER6.27、PBR0.64利回り4.32%あり、プラスで株主優待カタログギフト1,500円/100株がついているので、お買い得としかおもえない水準です。
減配・優待改悪・廃止がなければずっと保有していきたい銘柄です。大盤振る舞いだと思いますが、買いを推奨するものではございません。
①市況情報(KDDI)
KDDI(9433)
2020年12月8(火)終値参照
- 株価:2,969
- PER:10.48
- PBR:1.47
- 配当金:120
②四季報を見て解説(KDDI)
・約9割しめる主要事業セグメントのパーソナルの利益率19%
・電力やコンテンツなど非通信が伸長
・UQモバイル契約順調増
・法人向けもIoTなど底堅い
・増配続く
・平均年収高め930万円
・第2位株主トヨタ自動車29,849百万(12.6%保有)
・外国人持ち株比率高い31.1%
・売上、利益が安定している
・営業CF-投資CF-財務CF=プラス
・auは通信契約減少続く
・現金等3,692百万に対して有利子負債1,469,351百万と多い
・鉄板の安定銘柄です。しかし、ドコモさんが新プランahamoを投入してきましたので、KDDIさんも追随するしか後がない状況です。
ドコモさんの新プランはいたってシンプルで月額使用料2,980円・データ20GB・5分以内国内通話無料・4G/5Gネットワークで、他社をいっきに凌駕してしまいました。
こんなプランをみせられたらKDDIさんもついていくしかありませんが、ついていくのは簡単ですが、当然利益率が落ちてしまいます。
他の事業で利益をだせないと投資家から見捨てられかねません。
今後は、LINE(ライン)さんのように生活インフラに密着したサービスを提供できるようになるかが今後の課題であり、勝負の分かれ目だと思います。
ドコモ新プラン
まとめ
今回6銘柄をご紹介させていただきましたが、どの銘柄もPERが低く、まだまだ割安だという印象ですが、相場はそう簡単ではないので、難しい所ですね。
すべての銘柄を購入するには約119万円が必要になりますので、資金をお持ちの方は全銘柄に投資するのも一つの手です。
119万円をいっきに投資するのが難しい方が大半だと思いますので、1株から投資できる「ネオモバイル証券」とうを利用することでハードルが下がると思いますので、ぜひ検討してみてください。
ご紹介させていただきました6銘柄の振りかえり
- タマホーム(1419)
- JT(2914)
- ケイアイスター不動産(3465)
- オリックス(8591)
- エフ・ジェー・ネクスト(8935)
- KDDI(9433)
いかがだったでしょうか。保有銘柄はございましたか?来年のNISA枠が復活した際や新規NISA口座を開設の際に、購入を検討されてみるのも良いかもしれません。
けんちゃんファンド
最後に本当におすすめの書籍をご紹介させていただきます。
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