こんにちは、けんちゃんファンドです!
今回はウォーレン・バフェット氏が買うかもしれない株の続編になります。
前回は以下7つのポイントに注目して銘柄を選びました。
- 時価総額1兆円以上の企業
- バフェット氏発言から消去法で銘柄選定
- バフェット氏の過去の失敗から消去法で銘柄選定
- バフェット氏のポートフォリオから考える
- 積極的な自社株買いを実施している企業
- 個人投資家が選ぶバフェット銘柄
- 世界最大級のファンドの保有銘柄を参考
前回は7つのポイントで以下15銘柄を選びました。
銘柄/コード
- ソニーグループ(6758)
- 日本電信電話 (9432)
- トヨタ自動車(7203)
- 日本製鉄(5401)
- 三菱UFJFG(8306)
- オリックス(8591)
- INPEX(1605)
- 任天堂(7974)
- キーエンス(6861)
- 信越化学(4063)
- 日立(6501)
- 第一三共(4568)
- 三井住友FG(8316)
- 東京海上HD(8766)
- ダイキン工業(6367)
前回のバフェット氏が買うかもしれない15銘柄の詳細は以下の記事をご覧ください。
今回は前回とは違う角度からバフェット氏が買うかもしれない銘柄を探していきます。
それではどうぞ!
バフェット氏が買うかもしれない銘柄
結論
結論からお話すると以下19銘柄をバフェット氏が買うかもしれない投資先候補に選びました。
選んだ理由は本文に掲載していますので、最後までご覧いただければと思います。
銘柄/コード
- 日本郵船(9101)
- 商船三井(9104)
- 本田技研(2767)
- KDDI(9433)
- 川崎汽船(9107)
- ENEOS(5020)
- みずほFG(8411)
- ソフトバンク(9434)
- 日本郵政(6178)
- 花王(4452)
- 三菱HCキャピタル(8593)
- KDDI(9433)
- ユニ・チャーム(8113)
- パンパシフィックHD(7532)
- ニトリホールディングス(9843)
- 神戸物産(3038)
- 豊田通商(8015)
- 富士フイルムホールディングス(4901)
- テルモ(4543)
時価総額1兆円以上の企業
バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは世界時価総額ランキング6位の超優良企業です。
2023年05月01日時点
時価総額は7233.39億㌦で日本円(1㌦=136円)に換算すると約98兆円になり、ものすごい企業価値であることが分かります。
バフェット氏の資金力からすると、日本企業で買うかもしれない銘柄は、時価総額が最低でも1兆円以上の企業になると予想します。
時価総額1兆円以上の企業を楽天証券のスーパースクリーナーを使って探します。
時価総額1兆円以上企業(2023年05月01日時点)
時価総額順(151銘柄)
全上場企業約3800社中151社(約3.97%)に絞られます。
時価総額が1兆円を超える日本を代表する企業が名をつらねます。
151社の中から五大商社の次に投資するかもしれない企業を選んでいきます。
利益額が多い企業から銘柄選定
バフェット氏は、高い利益率を持つ企業を好むことで知られています。
バフェット氏は「私たちは、優れたビジネスであることを証明し、それを長期的に所有することに焦点を当てています。優れたビジネスであることを示す最も重要な指標の1つは、高い利益率です。」と語っています。
所有する企業の多くは、強固な競争優位性を持ち、それが高い利益率につながっています。
競争優位性を持つ企業が、市場において優位に立ち、将来的な成長や収益性を維持できると考えています。
また、企業の長期的な成長に重点を置き、企業が競争優位性を持ち、利益率が高い場合には、より多くのキャッシュフローを生み出し、将来的な成長や株主配当を支払う余裕があると信じています。
したがって、バフェットは、競争優位性を持ち、高い利益率を維持できる企業を長期的な投資先として好む傾向があります。
以上の理由から、日本企業の利益額が多い企業からバフェット氏が買うかもしれない銘柄を探します。
全上場企業の中から利益額が多い順番に上位20社ランキング
バフェット氏が投資済みの総合商社とバフェット氏投資候補(前回ブログで紹介)を除くと以下の9銘柄が残ります。
バフェット氏の次の投資先候補として以下の9銘柄を残します。
- 日本郵船(9101)
- 商船三井(9104)
- 本田技研(2767)
- KDDI(9433)
- 川崎汽船(9107)
- ENEOS(5020)
- みずほFG(8411)
- ソフトバンク(9434)
- 日本郵政(6178)
連続増配企業から銘柄選定
バフェット氏は、配当を増やすことに重きを置いている投資家の1人であり、連続増配銘柄に好んで投資しています。
この戦略には以下3つの理由があります。
- 企業の健全性と持続可能性を示す指標となります。増配を続けることで、企業は収益性を維持し、キャッシュフローを確保する必要があります。そのため、連続増配銘柄は、長期的な視野から見た投資先として魅力的です。
- 配当利回りの高い銘柄よりも、キャピタル・ゲイン(資産価値の上昇)の可能性が高いと考えられています。これは、連続増配銘柄が、企業の成長とともに株価が上昇する可能性があるためです。そのため、連続増配銘柄に投資することで、将来的なキャピタル・ゲインを期待することができます。
- 長期的な投資戦略に適しています。バフェット氏は、常に長期的な視野を持ち、短期的な価格変動に左右されずに投資を行っています。連続増配銘柄は、企業の健全性と持続可能性を示す指標として、将来的なリスクを最小限に抑えることができます。
これらの理由から、バフェット氏は、連続増配銘柄を好む傾向があります。
連続増配銘柄(23年05月03日時点)
連続増配年数10年以上
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連続増配10年以上×時価総額1兆円以上
バフェット氏の次の投資先候補として以下の10銘柄を残します。
- 花王(4452)32年連続増配
- 三菱HCキャピタル(8593)23年連続増配
- KDDI(9433)20年連続増配
- ユニ・チャーム(8113)20年連続増配
- パンパシフィックHD(7532)19年連続増配
- ニトリホールディングス(9843)18年連続増配
- 神戸物産(3038)13年連続増配
- 豊田通商(8015)12年連続増配
- 富士フイルムホールディングス(4901)12年連続増配
- テルモ(4543)12年連続増配
まとめ
今回は全上場企業の中から利益額が多い上位20社と連続増配10年以上実施かつ時価総額1兆円以上の企業からバフェット氏が投資をするかもしれない19銘柄を選びました。
銘柄/コード
- 日本郵船(9101)
- 商船三井(9104)
- 本田技研(2767)
- KDDI(9433)
- 川崎汽船(9107)
- ENEOS(5020)
- みずほFG(8411)
- ソフトバンク(9434)
- 日本郵政(6178)
- 花王(4452)
- 三菱HCキャピタル(8593)
- KDDI(9433)
- ユニ・チャーム(8113)
- パンパシフィックHD(7532)
- ニトリホールディングス(9843)
- 神戸物産(3038)
- 豊田通商(8015)
- 富士フイルムホールディングス(4901)
- テルモ(4543)
ウォーレン・バフェット氏が来日して以降、海外からの日本株への関心が高まってます。
2024年からの新NISA制度も追い風に、日本株が買われる流れが続くと思っていますので、日経平均3万円越えを心待ちにしています。
今回の投資情報を参考にしていただけると幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。けんちゃんファンド
ウォーレン・バフェット関連書籍
①バフェットの教訓
②バフェットからの手紙
③ウォーレン・バフェット