かんたんに優良高配当株を探す方法(バフェットコード・ザイマニ)

こんにちは、けんちゃんファンドです。

今回は、高配当株に注目して優良企業を探していきます。

ひとことで高配当株と言っても、高配当株は、利回りこそ魅力的ですが、減配や倒産リスク、そして株価下落懸念も抱えています。

なので、投資判断には、企業分析や経済状況への注意も必要です。

しかし、さまざまな企業データを分析し、高配当株を探すのはとても面倒なので、今回は2つの優秀なツール(サイト)を使い、有望な高配当株をかんたんに探していきます。

著者プロフィール

けんちゃんファンドプロフィール

(2024年5月8日時点)

  1. 2015年から24万円を原資に株式投資開始
  2. 2024年5月の運用資産約3700万円
  3. 年間配当金230万円(税引き前)
  4. Xフォロワー約3万6000人(Xアカウント
  5. 投資ブログ運営(kenchanfund

有益な投資情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

高配当日本株

高配当日本株とは

高配当日本株とは

高配当日本株とは、一般的に配当利回りが3%以上の日本株を指します。

配当利回りとは、1株あたりの年間配当金を現在の株価で割って求めた指標であり、この数値が高いほど、投資した金額に対して多くの配当金を受け取ることができます。

高配当株メリット

高配当日本株のメリット

定期的な収入を得られる:

高配当株は、定期的に配当金を受け取ることができるため、安定した収入源となります。


インカムゲインを狙える:

配当金は非課税口座(NISAなど)で運用すれば、税金がかからず、インカムゲインを狙えます。


株価下落への耐性:

高配当株は、株価下落に対する耐性があると言われています。

これは、配当金が株価下落をある程度おぎなってくれるためです。

高配当株デメリット

高配当日本株のデメリット

成長性の低さ:

高配当株は、成長性の高い企業よりも、業績が安定している企業が多いので、株価の成長は期待しにくい場合があります。


減配リスク:

業績悪化などにより、配当金が減額されるリスクがあります。


高配当利回りの裏にあるリスク:

高配当利回りには、業績悪化や財務状況の悪化など、何かしらのリスクが潜んでいる可能性があります。

高配当株の選びかた

本記事ではバフェットコードのツールを使い、安心して中長期で保有できる高配当株を探していきます。

バフェットコードとは

日・米の上場企業の財務分析・ファンダメンタル分析を、効率的に行えるツールです。

株価・財務情報・指標など、必要な情報はすべてここに集結しています。

安心して中長期で保有できる株を探すために、以下6つの条件を選びました。

引用:バフェット・コード

の項目を入力し、抽出された企業は以下の13銘柄です。

2024年05月8日時点

6つの条件を入力した理由は以下の通りです。

  1. 配当利回り実績(3%以上):現在の収入を増やし、資産形成を加速させるため
  2. 配当性向(70%以下):将来的な配当金減額リスクの低減
  3. 時価総額(3,000億円以上):一般的に時価総額が大きい企業と評価され、財務基盤が安定しており、将来的な業績悪化の影響を受けにくく、配当金減額のリスクが低い。また、株式流通量が豊富で、投資家が自由に売買しやすい。
  4. 営業利益率(8%以上):一般的に営業利益率が8%以上あれば、安定している企業と評価されています。将来的な業績悪化の影響を受けにくく、減配のリスクが低くなります。
  5. 自己資本比率(40%以上):一般的に自己資本比率が40%以上あれば、倒産のリスクが減ります。また、将来的な投資や事業拡大のための資金調達も容易になります。
  6. PER×PBR=(22.5倍以下):PER×PBR=22.5倍以下は一般的に株価が割安と評価されており、将来的な株価の下落が限定的とされています。

バフェットコードで選定した13銘柄を「ザイマニ」のツールを使い投資可否の判断をします。

ザイマニ(企業分析ツール)

出典:ザイマニ

ザイマニとは

上場企業の財務情報を図解とグラフでわかりやすく解説する、財務分析に特化したウェブサイトです。

ザイマニを使って、かんたんに企業分析をしていきます。

ザイマニ分析手順例(たった3ステップ)

  1. キーワード検索に企業名/証券コードで検索
  2. ザイマニ財務分析マニュアルをクリックする
  3. 財務分析100点評価が表示される(S・A・B・C・D)

先ほどバフェットコードで検索した13銘柄の中からAランク以上の銘柄を投資先として残します。

誰にでもできる再現性の高い方法です。

A

小松製作所(6301)

A

日本製鉄(5401)

S

INPEX(1605)

A

積水ハウス(1928)

S

日本郵船(9101)

A

ヤマハ発動機(7272)

S

小野薬品工業(4528)

A

日本特殊陶業(5334)

B

日立建機(6305)

S

大和工業(5444)

B

長谷工コーポレーション(1808)

S

TOYO TIRE(5105)

S

石油資源開発(1662)

以上、Bランクの2銘柄を除外し、11銘柄を投資候補として残します。

投資候補として残った11銘柄

今回は安心して保有できる可能性が高い銘柄をかんたんに探す方法をご紹介しました。

高配当株と言っても業績などの悪化で減配や無配になる銘柄が多数あります。

バフェットコードとザイマニを使い、かんたんにリスクを下げることができると思っております。

今回の投資方法を参考に高配当株を探してみてください。

今後も有益な投資情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。

けんちゃんファンド

最後までご覧いただきましてありがとうございました。けんちゃんファンド