こんにちはけんちゃんファンドと申します。Twitterフォロワー9,000人の投資家です。
ブログでは投資にまつわる有益な情報を発信していますので、今後とも宜しくお願い致します。
今回の内容は「おすすめの高配当株」という内容です。
先日Twitterで投資家のみなさまに向けてこんなツイートをしました。
おすすめの高配当株を1銘柄だけ教えて下さい。
おすすめの高配当株を1銘柄だけ教えて下さい^_^
— けんちゃんファンド (@kenchanfan_com) September 13, 2021
ツイートがバズった結果
- 102リツイート
- 104リプライ
- 881いいね
をいただきました。
たくさんの情報があつまりましたので、共有したいと思います。
今回も有益な内容となっていますので、最後までご覧ください。
- たくさんの高配当株を知りたい
- 高配当目的で投資をしている
それでは本題に入ります。
おすすめの高配当株
おすすめの高配当株ツイート集計
人気順番に並べかえ(全58銘柄)
21年09月17(金)終値を参照しています
たくさんの投資家から票をあつめた人気の株TOP3
1位:2914日本たばこ産業JT(6名)
2位:8058三菱商事(5名)
2位:9433KDDI(5名)
3位:5411JFEホールディングス(3名)
3位:8306三菱UFJフィナンシャルG(3名)
3位:8316三井住友フィナンシャルG(3名)
3位:8593三菱HCキャピタル(3名)
3位:9101日本郵船(3名)
3位:9104商船三井(3名)
3位:9432日本電信電話NTT(3名)
3位:9434ソフトバンク(3名)
日本を代表する大手企業が上位にランクイン。
分かりやすくグラフにしてみます。
おすすめの高配当株人気順グラフ
人気銘柄を可視化できました。
減配とうのリスク確認
高配当銘柄は高配当を維持できるかどうかが
特に重要なポイントになってきます。
配当性向を見ることで、無理に投資家に配当を出していないか、確認することができます。
100%に近づくほど減配・無配のリスクが高まります。
先ほど上位3位に入った銘柄の
「EPS・1株配当・配当性向」を確認することで調べます。
EPSについての解説は以下の通りです。
EPSとは:1株あたりの利益
1位:2914日本たばこ産業JT(6名)
たばこ並びに医薬品・食品・を製造・販売する日本の特殊会社
21年09月17(金)終値参照
株価:2,185
配当:130
利回り:5.94%
15.12月期をピークにEPSが右肩下がりになりはじめましたが、1株配当は右肩上がりに増えたため、配当性向が右肩上がりに上昇しています。
今年、1株配当154円→130円に減配していますすが、それでも配当性向は21.12月期予想で84.8%と高水準です。
減配リスクが常につきまとうと思うので、投資するうえでは、ある程度の覚悟が必要だと思います。
そんな私も、リスクと向き合って投資しています。(約2,200株)
2位:8058三菱商事(5名)
三菱グループの大手総合商社。三井物産・住友商事・伊藤忠商事・丸紅とともに5大商社の一角
21年09月17(金)終値参照
株価:3,641
配当:134
利回り:3.68%
21.3月期はコロナの影響でしょうか。EPSが一気に落ち込みましたが、1株配当は前年比で増加。
配当性向は114.7%と100%を超えています。
利益よりも配当金を多く支払っているので、いわゆるたこ足配当となっておりますが、19年度より開始された「中期経営戦略2021」において「累進配当」の方針を継続していますので、減配のリスクがありません。
「減配をしない」と宣言をしているので、安心して投資ができそうです。
累進配当政策とは:配当を減らさない資本政策
2位:9433KDDI(5名)
携帯電話事業などを手掛ける日本の大手通信事業者。
21年09月17(金)終値参照
株価:3,875
配当:125
利回り:3.22%
EPS・1株配当ともにキレイな右肩あがりです。
理想の経営状態であると想像できます。
配当性向も右肩上がりに上昇してきていますが、21.3月期で42.2%なので無理のない配当性向だと思います。
安心して中長期で保有できそうです。
3位:5411JFEホールディングス(3名)
大手鉄鋼メーカーのJFEスチールやJFEエンジニアリング、大手造船メーカーのジャパンマリンユナイテッドなどを傘下に持つ持ち株会社
21年09月17(金)終値参照
株価:1,834
配当:125
利回り:6.81%
THE景気敏感株ですね。
20.3月期・21.3月期は赤字で22.3月期予想で急回復といった流れになっております。
配当金が安定していないので、高配当投資候補としては、向いていないというのが正直な感想です。
3位:8306三菱UFJフィナンシャルG(3名)
国内最大の民間金融グループ。銀行・信託・証券・カード・リース等展開
21年09月17(金)終値参照
株価:642.1
配当:27
利回り:4.2%
EPSは横ばいが続いていますが、配当金が増加傾向にあるため、配当性向は上昇傾向にあります。
ただし、EPSが安定していますし21.3月期で配当性向41.3%なので減配等の心配はなさそうですね。
裏付けとして同社は、株主還元の基本方針として23年度までに配当性向40%への累進的な引き上げをめざすと宣言されております。
減配をしないと宣言をしているので安心して投資ができそうです。
累進配当政策とは:配当を減らさない資本政策
3位:8316三井住友フィナンシャルG(3名)
傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券・プロミスなど。3大金融Gの一角
21年09月17(金)終値参照
株価:3,971
配当:200
利回り:5.02%
EPSは横ばいか少し減少傾向ですが、配当金はじわじわですが右肩上がりに上昇しています。
同社も株主還元の基本方針として22年度までに配当性向40%への累進的な引き上げをめざすと宣言しています。
累進配当政策を発表した銘柄は、減配のリスクがないので安心して保有できそうです。
3位:8593三菱HCキャピタル(3名)
三菱グループの中核リース会社
21年09月17(金)終値参照
株価:601
配当:26
利回り:4.32%
EPS・1株配当も順調に右肩上がりで上昇しています。
EPSに関しては、21.3月期前年比で減少し1株配当が0.5円あがったため、配当性向は41.1%と過去最高となっておりますが、まだまだ無理のない水準だと思います。
3位:9101日本郵船(3名)
海運国内首位。傘下に郵船ロジ・日本貨物航空
21年09月17(金)終値参照
株価:10,350
配当:700
利回り:6.76%
22.3月期予想で驚異的なEPS(2,960)をたたき出し、1株700円を出すので高配当となりましたが、過去を振りかえってみると厳しい数字が並んでいます。
中長期で安定的に配当をいただけるような銘柄ではないと思うので、慎重になった方がよいかもしれません。
ただし、今後の状況など誰にも読めませんので、投資の際はしっかり自己判断されることをおすすめいたします。
3位:9104商船三井(3名)
日本の大手海運会社
21年09月17(金)終値参照
株価:9,500
配当:550
利回り:5.78%
さきほどの日本郵船さんと同じで、近年、爆発的にEPSが上昇しているのにともない、大幅な増配を実施、高配当銘柄になっております。
中長期で安定的に配当金がいただけるかといったら??になりますので、慎重に検討する必要があると思います。
3位:9432日本電信電話NTT(3名)
NTTグループの持ち株会社。ドコモ主力
21年09月17(金)終値参照
株価:3,285
配当:110
利回り:3.34%
日本電信電話(NTT)さんもKDDIさんと同じようにEPS・1株配当を順調に右肩上がりに成長させています。
配当性向30%~40%台で無理なく増配をしていることが分かります。
安心して、中長期で保有できる銘柄だと思います。
3位:9434ソフトバンク(3名)
ソフトバンク・ワイモバイルを展開する通信会社
21年09月17(金)終値参照
株価:1,600
配当:86
利回り:5.37%
どういう状況か分かりにくいかもしれませんが、20.3月期~22.3月期予想の配当性向は80%を超えている状況です。
90%台には到達していないものの、かなり高い水準の配当性向となっております。
これから先の増配は、あまり考えにくいです。
ビジネスモデルの転換などで、EPSを上昇させていく必要がありますね。
以上、高配当株として特に個人投資家に人気銘柄の「EPS・1株配当・配当性向」を確認しました。
個人的に、安心して投資できる銘柄を抽出しておきます。
けんちゃんファンドおすすめ5社
- 9433 KDDI
- 8306 三菱UFJフィナンシャルG
- 8316 三井住友フィナンシャルG
- 8593 三菱HCキャピタル
- 9432 日本電信電話NTT
参考にしていただけたら幸いです。
配当利回りが高い順番
高配当投資では、配当利回りを重視しますのでご覧ください。
極端に利回りが高い8%以上の銘柄は、注意が必要かもしれません。
ようするに、そんなおいしい話は少ないということです。
日本たばこ産業さんも利回り8%を超えている時期もありましたが、減配で一気に配当利回りが低下しました。
21年09月17(金)終値を参照しています
高配当かつ株主優待付き
高配当銘柄でなおかつ株主優待がついている銘柄は個人投資家ならとても重宝すると思います。
先日Twitterで投資家のみなさまに向けてこんなツイートをしました。
家族がよろこぶ株主優待株を1銘柄教えて下さい。
家族がよろこぶ株主優待株を1銘柄教えて下さい。
— けんちゃんファンド (@kenchanfan_com) September 4, 2021
その中で投資家のみなさまからいただいた株主優待銘柄と今回の高配当銘柄を組み合わせることで最強の投資先になるのではないかと考えました。
家族がよろこぶ株主優待株の記事
記事の中の株主優待銘柄と今回の高配当株の重なり合う部分を抽出してみます。
高配当かつ株主優待銘柄
- 2914日本たばこ産業(JT)
- 4745東京個別指導学院
- 7552ハピネット
- 8173上新電機
- 8591オリックス
- 9433KDDI
6銘柄が重なり合いました。ご参考にしていただければと思います。
けんちゃんファンドが気になる高配当株
たくさんの情報をいただいた中で、銘柄を分析してみました。
その中で、キラリと光る銘柄だと思った2銘柄ご紹介いたします。
①3465ケイアイスター不動産
埼玉県本庄市に本社を置く不動産会社
21年09月19終値参照
株価:5,640
配当:230
利回り:4.07%
16.3月期ごろからEPSを右肩あがりに上昇。
近年は一気にEPSが上昇しております。
それに合わせるように1株配当も大幅に上昇しておりますが、22.3月期で配当性向27.6%とまだまだ余力があります。
絶好調企業です。
②8096兼松エレクトロニクス
IT・システムコンサルティング・ソフトウェア販売などを行っている兼松グループのシステムインテグレータ
21年09月19終値参照
株価:4,125
配当:140
利回り:3.39%
EPS・1株配当ともに右肩上がりで上昇しております。
配当性向は40%~50%台でやや高めですが、まだ余力があります。
EPSの上昇率が鈍化してきていることが少し気になりますが、このままのペースでも安定的に中長期で配当金をいただけると思います。
ただし、業績等はしっかり確認していく必要があります。
米国株編
いただいた票は少なかったものの、米国株も投票いただきました。
配当利回りの高い順番に並べ変え
21年09月17(金)終値を参照しています
驚異的な配当利回り
QYLDさんの人気が高くなっています。
下記リンクよりご覧ください。
他の銘柄も参考にしていただけると幸いです。
まとめ
今回は、みんながおすすめする高配当株をご紹介いたしました。
ツイッターで募集し、多くのリプ・リツイートをいただきました。
ありがとうございました。
投資は長期・分散することで長く続けられると思っています。
資産運用会社のフィデリティは、2003年~2013年、顧客のパフォーマンスを調査したそうです。
1位:亡くなっている人
2位:運用を忘れている人
となったそうです。
何がいいたいかと言うと、配当金があることで、株価が下落した場合などは心の支えとなり、中長期で保有する力となると考えます。
主観ですが、投資においては、1度購入したら売らない方がいいと思います。
理由は、売買にともなう手数料が発生するからです。
購入する前に企業をみきわめて1度買ったら売らないを徹底していくと投資成績もよくなると思います。
ちなみに私は、2年以上株を売却していません。
今後も、買う事はあっても、売ることはないと思います。
それは、銘柄選定をしっかり行い株を購入しているからです。
あなたも、1度買ったら売らない自信が持てる銘柄を見つけて、長期投資を継続いただければと思います。
高配当投資においては株価を気にすることなく積み立てていく方が、ストレスなく継続できると思うので、少額から投資できるおすすめの証券会社を3社ご紹介いたします。
少額から投資できる証券会社
PayPay証券
PayPay証券がおすすめな人 |
・少額から投資をしたい |
・日米の有名企業に投資をしたい |
・PayPayをよく利用する |
LINE証券
LINE証券がおすすめな人 |
・少額から投資をしたい |
・投資初心者から中級者 |
・LINEをよく利用する |
マネックス証券
マネックス証券がおすすめな人 |
・少額から投資をしたい |
・手数料がとにかく低い方がよい |
・米国中国株にも興味がある |
本ブログは、個別銘柄を推奨するものではございません。投資の際は慎重に自己責任にてお願いいたします。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。けんちゃんファンド