こんにちは、けんちゃんファンドです!
今回は来年の新NISA制度にそなえて優良企業をおさえていきます。
2024年から新NISA制度の影響で投資をはじめる個人投資家が爆発的に増えると予想しています。
みんなが優良企業を探す前に先回り買いをして、出し抜いていきましょう。
また、世界的に有名なウォーレン・バフェット氏が五大商社の株を買い増しました。
バフェット氏が12年ぶりに来日した際に、日本株への追加投資も漏らしており、世界中から日本株への注目が高まってきています。
2023年5月6日バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが、米中西部ネブラスカ州オハマで年次株主株主総会で「日本での投資は完了していない。これからも日本企業の投資先を探していく」とも述べています。
「日本での投資は完了していない。これからも日本企業の投資先を探していく」とも述べた。
— けんちゃんファンド (@kenchanfan_com) May 6, 2023
バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイの年次株主総会での発言。
商社以外の投資先候補にさらに注目が集まりますね^_^
過去最高の日経平均は1989年12月29日の38,957円44銭です。
来年の新NISA制度やバフェット氏の来日も追い風に、過去最高の日経平均を超えてくるかもしれないと期待しています。
過去最高の日経平均は1989年12月29日、大納会の東京証券取引所で、取引時間中の38,957円44銭です。バフェット氏の来日や来年の新NISA制度をひかえ、過去最高の日経平均を今回は超えてくるのではないかと勝手に予想しています。日本株最高!^_^
— けんちゃんファンド (@kenchanfan_com) May 5, 2023
それではどうぞ!
新NISA制度でおさえておきた優良企業
結論
先に結論からお話しすると、新NISAにそなえて、おさえておきたい優良企業は以下の24銘柄です。
新NISAにそなえて、おさえておきたい優良企業は以下の24銘柄です。
銘柄/コード
- 三菱UFJFG(8306)
- 三井住友FG(8316)
- 三菱商事(8058)
- 伊藤忠商事(8001)
- 三井物産(8031)
- みずほFG(8411)
- 丸紅(8002)
- 味の素(2802)
- パンパシフィックHD(7532)
- KDDI(9433)
- ユニ・チャーム(8113)
- テルモ(4543)
- 富士フイルムHD(4901)
- 花王(4452)
- 豊田通商(8015)
- ニトリホールディングス(9843)
- 神戸物産(3038)
- 三菱HCキャピタル(8593)
- 日本たばこ産業(2914)
- 日本製鉄(5401)
- 住友金属鉱山(5713)
- 日本郵船(9101)
- 商船三井(9104)
- ソフトバンク(9434)
選んだ理由は本文に記載していますので、ご覧いただければと思います。
新NISA制度とは
新NISA制度(2024年開始)
新NISAのポイント
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
- つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
- 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長枠投資:1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
新NISA制度については金融庁が公表している以下の表をご覧ください。
時価増額1兆円以上の企業
新NISA制度では非課税枠が増えます。
個別株への投資はリスクがあるので、比較的安心して投資できる企業を探す必要があります。
安心できる投資先として、時価総額が1兆円を超える企業が中心になります。
時価総額が1兆円以上の企業から選ぶ3つの理由
- 安定性と信頼性: 市場で確立された地位や多様な収益源を持ち、競争力のある優位性を持っているため、経済の変動や市場の不確実性に対しても強い耐性を持っている。
- 成長のポテンシャル: 市場シェアを持っていることが多く、成長のポテンシャルを秘めています。新しい市場や製品への進出、技術革新、買収などの戦略を通じて成長を続けることができます。成長が見込まれる企業は、将来の利益や株価の上昇の可能性が高いと考えられます。
- リスクの分散: 多国籍企業であることが多く、異なる地理的および産業的領域で事業展開しているので、投資リスクを分散することができ、一国や一業種に特化した企業よりも、多様なリスク要因に対してより強いポジションを持つことができます。
時価総額1兆円以上の企業を楽天証券のスーパースクリーナーを使って探します。
時価総額1兆円以上企業(23年05月07日時点)
151銘柄
全上場企業約3800社中151社(約3.97%)に絞られます。
時価総額が1兆円以上の企業から新NISA制度の投資先候補を探していきます。
累進配当を公表している企業から選ぶ
累進配当を公表している企業は株主還元に積極的な企業であり、もっとも安心して投資できる投資先だと考えています。
累進配当を公表している企業が安心な投資先である4つの理由
- 安定的な収益の証拠: 収益の一部を株主に還元することを明示しており、安定した収益を上げる傾向があります。
- 株主価値の追求: 株主価値の向上を重視しており、株主の利益最大化を目指していることを示唆している。
- 長期的な視点: 企業が長期的な成長と持続可能性を追求していることを示す場合があり、利益の一部を株主に還元することで、株主との長期的な関係を築き、安定的な投資環境を提供しようとしている。
- 透明性と信頼性: 配当政策を明確に示すことで、株主に対して信頼性と予測可能性を提供しているので、投資家にとって信頼できるパートナーと見なされる。
以上4つの理由から、累進配当を公表している企業は、株主還元に積極的であり、比較的安心して投資できる投資先と考えます。
簡単に説明すると減配しないと公表している企業です。
累進配当を公表している企業は「有報キャッチャー 」を活用し探します。
探し方については以下の記事よりご覧ください。
累進配当を公表している25社
時価総額が高い順番(23年05月07日時点)
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時価総額が1兆円越えの累進配当企業を投資対象として残します。
累進配当×時価総額1兆円以上の以下9社を投資対象として残します。
銘柄/コード
- 三菱UFJFG(8306)
- 三井住友FG(8316)
- 三菱商事(8058)
- 伊藤忠商事(8001)
- 三井物産(8031)
- みずほFG(8411)
- 丸紅(8002)
- 味の素(2802)
- パンパシフィックHD(7532)
連続増配を実施している企業から選ぶ
連続増配を実施している企業は、株主還元に積極的な企業であり、安心して投資できる企業だと考えています。
連続増配を実施している企業が安心な投資先である3つの理由
- 安定的な収益力:連続増配は企業の収益成長やキャッシュフローの安定性を反映しており、継続できる限り、企業のビジネスモデルや競争力が堅調であることを示している。
- 株主への配当優先:株主への配当が継続的に増加している場合、企業は株主の利益を重視し、成長や利益の共有に積極的な姿勢を持っていると言える。
- 経営陣の責任感:経営陣は企業価値の向上や株主の利益最大化に向けた努力を行っていることを意味し、経営陣が責任感を持ち、株主の利益を追求する姿勢を示している企業は、投資家にとって安心感があります。
以上3つの理由から、連続増配を実施している企業は、株主還元に積極的であり、比較的安心して投資できる投資先と考えられます。
連続増配を実施している企業は「投資の森」を活用し探します。
10年以上連続増配を実施している10社
時価総額が高い順番(23年05月07日時点)
←👆→スクロール
時価総額が1兆円越えの連続増配企業を投資対象として残します。
連続増配×時価総額1兆円以上の以下9社を投資対象として残します。
銘柄/コード
- KDDI(9433)
- ユニ・チャーム(8113)
- テルモ(4543)
- 富士フイルムHD(4901)
- 花王(4452)
- 豊田通商(8015)
- ニトリホールディングス(9843)
- 神戸物産(3038)
- 三菱HCキャピタル(8593)
パンパシフィックHD(7532)は累進配当銘柄として掲載しておりますので、除外します。
配当利回り5%以上の企業から選ぶ
新NISAでは高配当株を選ぶほうが以下3つの理由から優位性があると考えます。
新NISAの投資先候補として高配当株(5%以上)から選ぶ理由
- 非課税の恩恵: 税金の負担が軽減され、投資の成果が最大化される可能性がある。
- 定期的なキャッシュフロー: 配当は、将来の収入源として利用することができ、生活費や他の投資に回すことができる。
- 資産の成長とリスク管理: 高配当株は一般的にリスクの低い選択肢とされており、投資ポートフォリオのリスク管理に役立つ。
配当利回り5%以上で時価総額1兆円以上の企業6社
時価総額が高い順番(23年05月07日時点)
配当利回り5%以上×時価総額1兆円以上の企業6社を投資対象とします。
銘柄/コード
- 日本たばこ産業(2914)
- 日本製鉄(5401)
- 住友金属鉱山(5713)
- 日本郵船(9101)
- 商船三井(9104)
- ソフトバンク(9434)
より安心なポートフォリオ
東証33業種でかぶらないように、安心保有できるポートフォリオを作成します。
選定条件は以下の通りです。
- 東証33業種でかぶる場合は時価総額が高い方を選ぶ
- 配当利回りが3%以上の銘柄から選ぶ(NISA有効活用)
成長枠の240万円/年間を有効的に活用できるように分散投資を心がけます。
全24銘柄から分散し約240万に投資をするなら以下の8銘柄になります。
バランスを重視し、以下8銘柄のポートフォリオを組みました。
銘柄/コード/東証33業種/株価
- 三菱UFJFG(8306)銀行業 862.6円
- 三菱商事(8058)卸売業 5,032円
- KDDI(9433)情報・通信業 4,273円
- 三菱HCキャピタル(8593)その他金融業 703
- 日本たばこ産業(2914)食料品 2,934円
- 日本製鉄(5401)鉄鋼 2,898円
- 住友金属鉱山(5713)非鉄金属 5,008円
- 日本郵船(9101)海運業 3,104
合計:24,814円(約248万円)
24銘柄からお好みのポートフォリオをつくってみると良いと思います。
まとめ
今回は来年の新NISAにそなえて、おさえておきたい優良企業を探しました。
以下3つの方法で新NISAにそなえた優良企業を選定しました。
- 累進配当を公表している企業×時価総額1兆円以上
- 連続増配を実施している企業×時価総額1兆円以上
- 配当利回り5%以上の企業×時価総額1兆円以上
①②③の条件をそなえたのは以下の24銘柄です。
新NISAにそなえて、おさえておきたい優良企業は以下の24銘柄です。
銘柄/コード
- 三菱UFJFG(8306)
- 三井住友FG(8316)
- 三菱商事(8058)
- 伊藤忠商事(8001)
- 三井物産(8031)
- みずほFG(8411)
- 丸紅(8002)
- 味の素(2802)
- パンパシフィックHD(7532)
- KDDI(9433)
- ユニ・チャーム(8113)
- テルモ(4543)
- 富士フイルムHD(4901)
- 花王(4452)
- 豊田通商(8015)
- ニトリホールディングス(9843)
- 神戸物産(3038)
- 三菱HCキャピタル(8593)
- 日本たばこ産業(2914)
- 日本製鉄(5401)
- 住友金属鉱山(5713)
- 日本郵船(9101)
- 商船三井(9104)
- ソフトバンク(9434)
今回の投資情報を参考にしていただけると幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。けんちゃんファンド
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①図解 新NISA制度 投資初心者でもよくわかる!現役銀行員・証券アナリストが教える2024年税制改正対応版
②イラストでよくわかる新NISA8つのポイント&投資の基本
③【2024年スタート税制改正対応版】基礎から学ぶ新NISA超入門