こんにちは「けんちゃんファンド」と申します。
【機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法】を読んで投資に活用してみます。
今回のブログの参考書籍をご紹介。
機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法
著者:泉田 良輔さん(いずみだ りょうすけ)に「もくじ」掲載をご了承いただいておりますので、特別にもくじもご覧いただけます。
目次:非常に濃い内容となっております。
先月2021年2月に発売したばかりの書籍です。
機関投資として活躍してきた著者の投資についての「ノウハウ」がギュッとつまった1冊。
ふだん関わる事がない機関投資家は、どのような所に注目して投資をしているのか?
機関投資家と聞いただけで何か難しい投資手法を駆使しているのではないかと考えてしまいますが、本書では一見難しそうな投資アプローチを個人でも簡単にできるように落とし込んでいます。
本書を読み終える頃には、機関投資家の投資判断がわかるとともに、10倍株の選別法、売り時・買い時の見極め方も5つのポイントでわかる画期的な1冊です。
本書をおすすめ書籍1位として掲載。
他の【おすすめ投資書籍「厳選11選」2021年最新版】は下記リンクよりご覧ください。
・これから株式投資を始めようという人
・長く株式投資をしているが、いつまでたっても初心者を卒業できない人
・自分の投資手法を確立して、株式投資の中上級者になりたい人
・デイトレではなく、投資先企業とともに長期的に株価上昇を楽しみたい人
出典:機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法
結論は「スクリーニング機能を活用し有望銘柄を選定」することです。
4つのアプローチ方法 書籍参考(アレンジ)
- ROEが過去2~3年間の平均で12%程度あるか
- 過去2~3年の株主資本比率の平均が50%以上か
- 過去2~3年間、当期純利益が赤字ではない
- 2~3年前よりも直近決算の当期純利益が大きいかどうか
楽天証券スクリーニング機能活用
本書で記載がありましたが、実はプロもスクリーニング機能を活用しているようです。
証券口座を開いていたら無料でできる方法ご紹介
楽天証券をブラウザで開き
- 楽天証券を開き検索画面にスーパースクリーナーと入力
- 「スーパースクリーナー」リンクをクリック
スクリーニング機能4つのチェックポイントである(アレンジ)
①ROEが過去2~3年間の平均で12%程度あるか
②過去2~3年の株主資本比率の平均が50%以上か
をまずは簡易的に単年度で調べます。
- ROE(自己資本利益率)(%)
- 自己資本比率(%)
③ROEの最小値に12と入力
④自己資本比率の最小値に50と入力
最終更新日時:2021年03月20日(土)10:02分
391銘柄がピックアップされ、約3,800社ある上場企業から約1/10まで絞る事ができます。
391銘柄すべてをコピーしエクセルに貼り付けます。
最終更新日時:2021年03月20日(土)11:01分
エクセルに貼り付けた結果
貼り付けたデータをROE+自己資本比率合計の数字が多い順番に並べかえます。
ROE+自己資本比率の合計が高い順番にランキング(エクセル)
👆Excelダウンロード
スクリーニング4つのチェックポイント 書籍参考(アレンジ)
合計数字100以上を特に優良銘柄と仮定、4つのチェックポイントに合致するかスクリーニングをかけます。
- ROEが過去2~3年間の平均で12%程度あるか
- 過去2~3年の株主資本比率の平均が50%以上か
- 過去2~3年間、当期純利益が赤字ではない
- 2~3年前よりも直近決算の当期純利益が大きいかどうか
株主プロを利用
- 決算プロ-決算速報をクリック
- XBRL一括ダウンロードをクリック
- 「全上場企業・短信XBRLデータ」をダウンロード
- 取得データを加工(エクセル)
エクセルデータを加工すると
4つのポイントクリア銘柄
👆Excelダウンロード
4つのポイントクリア銘柄をROE+自己資本比率の合計が大きい順番に並べかえ
有望と思われる銘柄に出会えたのではないでしょうか。
ROE+株主資本比率の合計が大きい順(ランキング)
NO | 銘柄 |
1 | アイ・アールジャパンホールディングス |
2 | モバイルファクトリー |
3 | 比較.com |
4 | 北の達人コーポレーション |
5 | eBASE |
6 | ALiNKインターネット |
7 | ダブルスタンダード |
8 | 日本M&Aセンター |
9 | ストライク |
10 | オービック |
まとめ
いかがだったでしょうか。過去の企業業績から学ぶ事で有望銘柄が発見できると思います。
上位ランクイン銘柄をご覧いただいて納得いただいた方も多いのではないでしょうか。
株価は企業業績で決まるというのはあながち間違っていないと思います。
企業業績は、単年度だけ確認すると投資判断を誤る可能性がありますので、過去データをしっかり確認する事がとても大事なことだと思います。
【機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法】をアレンジして作成しましたが、考え方は同じだと思いますので、参考にしていただけると幸いです。
オリジナルが見たいという方は、ぜひ本書を手に取ってご覧ください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
本書をおすすめ書籍1位として掲載。
他の【おすすめ投資書籍「厳選11選」2021年最新版】は下記リンクよりご覧ください。